信州大学「教育実習」も中止… 学生に感染相次ぎ入構禁止 3年生「現場で学べる機会が…いまは我慢」 

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感染の拡大は大学生活にも大きく影響しています。学生の感染が相次いだ信州大学は現在、一部のキャンパスの入構を禁止しています。さらに、今年度の教育実習も中止となり学生も困惑しています。

信州大学教育学部3年:

「私自身も信州大学の全学のバスケットボール部なので、今までは飲み会だったり新入生歓迎だったり、いろいろあってできないことが多くて残念だなって気持ちはあるんですけど、やっぱりここは我慢の時かな」

こう話すのは、信州大学教育学部の3年生です。今、大学に行くこともできず友人と会うことも控えているため多くの時間を1人で過ごしています。

信州大学では先月以降、学生の感染が相次ぎました。会食によるクラスターも発生し、大学によりますと22人の感染が確認されています。

このため、信大は長野市の教育・工学部と上田市の繊維学部の3つのキャンパスについて原則、13日まで学生の入構を禁止としました。

さらに…。

信州大学教育学部3年:

「私も今3年生でちょうど教育実習がなくなってしまったので、現場で学べる機会がどうしても少なくなってしまった」

教育学部は感染拡大を防ぐことを目的に今年度の「教育実習」の中止も決めました。

4年生は先月31日からと9月14日からそれぞれ5日間を予定していましたが、リポートの提出や録画した小中学校の授業をオンラインで閲覧する形で代替。3年生は本来行う2週間分を来年度に繰り越し1週間分を録画を使ったリポートという形に変更しました。

社会科の教員を目指し、実際に子どもたちと向き合うことができる教育実習を楽しみにしていました。その経験が今年、失われたことに困惑しています。

信州大学教育学部3年:

「授業経験、実際の現場に行って授業を体験できることが少なくなってしまったので模擬授業で何となくの流れを学べたらいいなとは思ったけど、今回はできないので経験が少なくなるのが一番つらい」

この学生は「今は我慢の時」と自分に言い聞かせ、感染予防をしながら自宅で勉強に励んでいて、新型コロナが収束し、これまで通りのキャンパスライフが戻ることを願っています。

信州大学教育学部3年:

「勉強の部分もそうだし、サークル、部活動でちょっと悔いが残る部分はあるけど一人の力ではどうしようもないので、入構できなくてもできることを探して頑張りたい」

信州大学は学生に改めて感染予防に努めるよう、ホームページなどで呼びかけています。