<レスリング>全日本選手権は開催予定、世界選手権(シニア・ジュニア)へは派遣予定…日本協会理事会

規模は縮小されるが、開催の方向に向かう全日本選手権

 日本協会は9月7日、オンラインで理事会を開催。今年12月に東京・駒沢体育館で予定されている天皇杯全日本選手権は、各階級の出場選手数の削減など規模を縮小してでも実施する方向を確認した。開催の最終決定時期などは、今後の新型コロナウィルス感染の状況を見ながら決める。

 12月に予定されているジュニアとシニアの世界選手権(セルビア)も派遣の方向。決定した場合、人選については強化本部会・委員会に一任する。

 一方、毎年末に全国6か所で行われている高校選手を中心としたNTS合宿や、来年冬のエリート合宿などは中止を決めた。

 今年は2年に一度の世界レスリング連盟(UWW)理事の改選年。日本は2018年総会の理事選で議席を失い、今年の総会(当初は9月の予定=コロナ禍で12月に変更予定)で復活を求めて立候補の予定だったが、手続きのミスによって立候補できなくなったことが報告された。2年後には立候補し、議席の確保を目指す。

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