CGTN:北京市がサービス産業をさらに開放すべく自由貿易試験区を構築

北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中国中央政府は、科学技術イノベーションを特徴とする自由貿易試験区を設置する北京市を支援し、サービス部門とデジタル経済の開放を進めます。

この決定は金曜日に北京市で開催された2020年国際サービス貿易交易会(CIFTIS)の開会式で発表されました。

中国の習近平国家主席は、CIFTISグローバル・サービス貿易サミットでのビデオメッセージの中で、次のように述べています。「私たちは、サービス部門をさらに開放するために国内の総合デモゾーンを開発する自治体を支援します。これにより、北京市は先駆的都市として大きく大胆な一歩を踏み出し、より多くの経験を得て、それが手本となって広がって行くでしょう。」

「この新たな地域は、北京・天津・河北地域の共同開発に向けて高水準の開放のプラットフォームとして機能し、より高いレベルでの改革・開放に向けて新たな地平が開かれるでしょう。」

CIFTISは、COVID-19の発生以来、中国がオンラインとオフラインの両方で開催する最初の大規模な国際的経済・貿易イベントです。

協力のためのオープンで包摂的な環境

演説の中で、習氏は協力に向けてオープンで包摂的な環境を促進するための共同活動を呼びかけ、世界は100年間で見たことのない重大な変化を経験しており、COVID-19パンデミックはそうした変化を加速させていると語りました。

習主席はサービス部門について、アセットライトで生産のソフト面が多いことが特徴だと述べました。

習氏は、「そのため企業が成長するためには、他の部門に増して開放的で透明で包摂的かつ差別のない環境が必要です」と強調し、生産要素の流れを抑制する境界や境界の裏側の障壁を削減し、境界をまたぐ接続を推進するための協調的な活動をあらゆる国に呼びかけました。

「私たちは今後も引き続き、サービス貿易の管理に向けてネガティブリスト・システムに取り組みます。私たちは、サービス部門の革新的開発の試験的プログラムのためのオープン・プラットフォームを開発します。サービス部門の市場アクセスをさらに容易にし、質の高いサービスの輸入を増やすための活動を拡大します」と習氏は語っています。

イノベーションの力

習氏は、イノベーションの力を解き放ち、協力を前進させるための共同活動を呼びかけました。

「私たちは、デジタル主導でインターネットを利用したスマート成長に向けた傾向に適応し、共同で『デジタル格差』を解消してサービス貿易のデジタル化を進める必要があります。」

「中国は今後も引き続き、サービス輸出の基盤を構築し、サービス貿易に関する新たなビジネス形態・モデルを開発します。中国は、他国と協力して、マクロ政策協調を強化し、デジタル部門の国際協力を加速し、知的財産保護を前進させ、デジタル経済と共有型経済の活発な成長を促進します」と習氏は述べ、こうした努力が世界経済に新たなダイナミズムを生み出すと指摘しました。

「パイ」を大きくする

習主席は、互いにメリットのある協力を促進することの重要性も強調し、共に相手を誠実に扱い、共通の利益を追求することが今日の世界における国家間の関係の鍵であると述べました。

「各国は、サービス貿易を拡大する際により大きな相乗効果を生み出し、新しい方法やより多くの協力分野を模索し、開発に関して可能な限り広範な共通利益を探ることで『パイ』をますます大きくする必要があります。」

「中国は、CIFTISや中国国際輸入博覧会などの他のプラットフォームを利用して、政策交換と経験共有を促進し、外国政府、国際機関、業界団体、企業との多様な連携を促進していきます」と、習氏は語りました。

「中国は、サービス貿易のための世界的連合体の設立を支援します。私たちは、異なる国の人々がサービス貿易の成長からあらゆるメリットを得られるように、実際的協力からより多くの成果を得られるよう願っています。」

原記事:https://news.cgtn.com/news/2020-09-04/CIFTIS-2020-Global-Trade-in-Services-Summit-starts-in-Beijing-Tw02PUvgys/index.html

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