【ソッカー(男子)】内桶の今季初得点含む2ゴールで、中大戦以来の勝ち点3! 第9節 Vs専大

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3戦勝ちなしと悪い流れを断ち切りたい今節は、今季1勝の専大との絶対に負けられない一戦。前節とは対照的にボールを展開する機会が目立つ中、21分、橋本健人(総3・横浜FCユース)がボール奪取から左サイドを駆け上がると、クロスを内桶峻(政4・國學院久我山)が冷静に沈めゴール。待望の先制点を決めた慶大は終始ペースを握る。そして後半に入った69分、途中出場の主将松岡瑠夢(総4・FC東京ユース)が左足で決め追加点を挙げる。リードを広げた慶大は終盤の専大の攻勢を守護神田原智司(環4・静岡学園)の好セーブなどでしのぎクリーンシート。今季3勝目を挙げた。

2020/9/5(土)17:30ko @流通経済大学グラウンド

【スコア】

慶應義塾大学 2-0 専修大学

【得点者】

1-0 21分 内桶峻(慶應義塾大学)
2-0 69分 松岡瑠夢(慶應義塾大学)

◇慶大出場選手

GK田原智司(環4・静岡学園)

DF日川優太(商3・高崎)

DF酒井綜一郎(政3・慶應義塾)

DF谷本竜一(総3・FCトリプレッタユース)
MF中畝楓流(法4・桐蔭学園)

MF山本献(商1・國學院久我山)→83分東山航大(総4・柏レイソルユース)

MF小山内慎一郎(総3・青森山田)

MF橋本健人(総3・横浜FCユース)→88分飯塚亮貴(法3・慶應義塾)

MF田村祐二朗(環2・藤枝東)→65分松岡瑠夢(総4・FC東京ユース)

MF内桶峻(政4・國學院久我山)→83分山田敦久(政4・桐蔭学園)

FW古川紘平(政2・学習院)→52分立石修也(経4・慶應義塾湘南藤沢)

前節、王者明治大に後半押し込まれ大量失点を許した慶大。今節は今季初スタメンとなる田村祐二朗(環2・藤枝東)をMFで起用。ここ2試合無得点が続く攻撃陣が得意のカウンターを警戒される中、どのようなパフォーマンスを見せてくれるかに注目が集まった。

立ち上がりから、両チームがシュートシーンを演出し試合の流れがどちらに転ぶか分からない中、先にビックチャンスが生まれたのは慶大。14分田原のゴールキックから相手のトラップミスを詰めていた古川紘平(政2・学習院)が拾いGKとの1対1になるも、シュートはバーの上。21分、相手のトラップミスからボールを奪った橋本が左サイドを上がり走り込んできた内桶にパスを供給。フリーの内桶が冷静に押し込み、待望の今季初得点を上げた。

内桶のゴールで試合を優位に進められた

今季先制した試合では無敗のジンクスを持つ慶大は、その影響もあってか得点直後から徐々にボールをコントロールし始める。31分にはカウンターから田村のミドルシュート、直後には山本献(商1・國學院久我山)のセンタリングに小山内慎一郎(総3・青森山田)合わせるも相手GKがセーブ。前半は枠内シュート0に抑え、しっかり守りながら隙は逃さない慶大サッカーを体現した。

橋本は今節2アシストを記録した

追加点が欲しい慶大は66分、インターセプトから立石修也(経4・慶應義塾湘南藤沢)、内桶とつなぎ、最後は松岡が左足を振り抜くも枠外。69分、松岡が中盤でボールを受けると左サイドにボールを供給。ボールを拾った小山内が左サイドを突破し、ボールを受けた橋本から松岡にボールを渡すと、「練習通り」と左足を振り抜きゴール右隅に突き刺さる待望の追加点。試合終了間際には、押し込まれる展開が続くも、田原が3度に渡る好セーブを見せ最後まで得点を許さなかった。試合はそのまま2ー0で試合終了。中大戦以来、3試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

2点目の起点となったボランチの小山内

「今日の試合は本当よく走ってましたし、ボールも触っていましたし、相手の嫌なところに顔出してくれたかなと思います」と淺海監督が田村を評価したように、チーム全体でも監督が掲げる"走って走って走る"サッカーを体現した試合内容だった。ディフェンスでは組織力と球際の強さで相手を封じ、相手のミスからカウンターという理想の形を見せてくれた。ただ彼らに慢心はない。試合後のインタビューでも、「強いチームは連勝する」と橋本が口にするように「レベルの向上」を求める姿が印象的だった。今季一度もない連勝を懸け、”3度目の正直”を果たす。

今季初スタメンの田村もいい動きを見せた

(記事:小林由和、写真:室留裕介)

淺海友峰監督

--2対0の快勝でしたが試合を振り返って

最後もやっぱり押し込まれていましたし、キーパー田原がよく守ってくれたシーンがすごく印象に残ってて、最後の危険の部分を詰めていかないとこれからどこの大学さんも本調子に戻ってくると思うので。もう一度、最後の部分にこだわってやっていきたいと思います。

--チームの動きに余裕を与えた内桶選手の先制ゴールについて

ここ2試合点が取れてなかったので、しっかり走ってダイレクトで合わせてくれました。クロスでポイントに入ろうという話をしていたので、そこで自分たちがやろうとしていることで点が取れたという意味ではやはり気が楽になった部分はありますね。

--今季初先発の田村選手はどうでしたか

やっぱり攻撃の部分はオフザボールの動きとかすごくいいんで。あとはうちだと一人もサボらずディフェンスやるというところの課題がまだあるのですが、今日の試合は本当よく走ってましたし、ボールも触ってたし、相手の嫌なところに顔出してくれたかなと思います。

--次節の筑波大戦に向けて

本当に名門で僕らが胸をお借りする立場だと思うので、もう一度全力でリスペクトして自分たちの良さを出し切る試合にしたいかなと思います。

松岡瑠夢主将(総4・FC東京ユース)

--本日の試合について

前半はチームとしてしっかり守ってカウンターというやるべきサッカーができていて、自分は途中から出るというのがわかっていたので相手の守備とかうまく分析できたのが勝利に貢献できた要因かなと思っています。

--ご自身のゴールシーンを振り返って

シュートで終わるというのを意識していて、一個叩いたあとにいいところに入っていけていいボールきたので練習通り(シュートを)打てたのが入った要因かなと思います。

--今節の攻撃の手応えは

一番やりやすいシチュエーションだったのでもう1点2点取れたかなと思うのですけど。今の自分の実力的にあれだけシュート打って一本入るくらいのレベルなので個の精度を上げていきたいと思います。

--今のチームの状態はどうですか

去年から引き続きなのですけど毎日厳しい練習があってみんなで乗り越えて週末(の試合)に向かっていくという今年の流れで、満足のいく形で練習を終える場面がなくて。何か怒られたりする場面が多いのですがその中でやっと今週は4年の中で自覚が芽生えたというか、やるしかないという雰囲気になっていてそれがうまく試合でも出たかなとと思うので、来週からは同じことを言われないように1日1日練習を大事にしていきたいです。

--トップリーグでの試合を通じて感触は

規律のあるサッカーだったり組織力は1部でも通用していると思うのですけど、それだけだと勝ちきれない試合が多いので、今新たに試しているボールを持つところだったり攻めるところをもっとレベル上げていかないと思いますし、そうすればもっと勝ち星が増えるのかなと思います。

--次節に向けて

自分の役割ははっきりしているのでもっと毎試合ゴールに貪欲にプレーしていきたいなと思います。

内桶峻選手(政4・國學院久我山)

--勝利した試合を振り返って

リーグ戦の順位的にも専修大学との相手は絶対に落とせない相手でしたので、3試合連続勝ちがない中でこうやって無失点で勝利できたのはすごい良かったと思います。

--1点目の得点シーンを振り返って

普段とは違うポジションでの出場となったのですけど、これまでずっと試合に出ていて得点に絡めていなかったので、まず試合前からこの試合点を取りたいという思いがあった中でハシケンからいいパスが来て、うまく流し込めて良かったです。

--先制後のチームの動きは

先制点を取ればこのチームは波に乗れるというのは今シーズン戦って感じていて、その先制点というのはチームとしても大事にしていた部分なので先制点を挙げられて良かったです。

--実際に今シーズンを戦ってどのように感じてますか

昨シーズン2部で戦ってきたのと比べると、やはり個人としてもチームとしても相手のレベルが高いなと感じているのですけど、そういった中で自分たちが今シーズン取り組んできている"走って走って走る"という部分だったり、守備からのショートカウンターであったり通用している部分もあると思うのでそこの精度を上げていきたいと思います。

--次節の筑波大戦への意気込みをお願いします

今シーズンまだ連勝できていないので、今日いい形で終われたことに満足することなく、一週間準備をして必ず勝てるようにしたいと思います。

橋本健人選手(総3・横浜FCユース)

--2対0で勝利した今節を振り返って

勝つことが一番大事だったので勝てたことはチームとして本当に良かったですけど、個人的にもチームとしても決め切れるところだったり守備での甘さは出ていたのでまだまだかなという感じです。

--相手の隙をついて先制点をアシストしました

ああいうポジションしてくるチームの隙を逃さないというのは自分の中で意識していて、結果としてはミスしてくれたという形ですけど、少ないチャンスをモノにできたというのと、あとは内桶がちゃんと入るべきに場所に入って決めてくれて良かったです。

--追加点にも絡む活躍を見せました。2点目を振り返って

あれもカウンターなのですけどチームとして縦に入って取ったパスをちゃんと繋ぐというのと、追い越しのランニング。ああいうところを普段からこだわっているところなので、ボランチの小山内があそこまで走ってくれて、丁寧につないで最後にキャプテンの松岡がいつも練習してるシュートを決めてくれました。

--今シーズン守りの時間が多い中でパスカットする場面がよく見られますが

相手に気持ちよくボールを回させてしまっては、相手のリズムになってしまうので、相手のポゼッションやパスしている間に隙があったら取ってしまおうとかいつも守っていても攻撃する姿勢を忘れないようにしています。

--今季8試合戦いましたが手応えは

まだまだですね。もっとチームとして細部にこだわって。もっともっと自分たちはできると思うのでまだまだ満足せずにやっていきたいと思います。

--最後に次節への意気込みをお願いします

今回は勝ったのですが僕たちはまだ連勝していないので、強いチームは連勝すると前回(第5節中大戦)も言ったのですけど連勝できるようにまた明日からチームとしていい準備をしたいと思います。