六甲山牧場で動物死体の不法投棄に問われた裁判 職員2人が起訴内容認める

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飼育していた動物の死体を不法に埋めたなどとして、廃棄物処理法違反の罪に問われている神戸市の六甲山牧場の職員2人の裁判が神戸地裁で始まり、2人は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、神戸市灘区の六甲山牧場を運営する一般財団法人「神戸みのりの公社」の職員で、いずれも牧場の元副場長の男2人は、2015年から2018年までに、飼育員らに指示し、7回にわたり飼育していたヒツジなど合わせて7頭の死体を牧場内に埋めたほか、およそ280回にわたり、食品として販売できない牛乳合わせておよそ7000リットルを土に流し不法に捨てたとされています。

動物の死体や販売できない牛乳などは本来、産業廃棄物として適切に処分しなくてはならず、2人は廃棄物処理法違反の罪に問われています。8日神戸地裁で開かれた初公判で2人は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「不法に捨てていたのは労力を節約するためだった」と指摘しました。この事件を巡っては、内部の通報を受けた調査により発覚し、神戸みのりの公社と職員11人が書類送検されていました。