12年超のベテラン選手がついに!
お買い得なフェアレディZをご紹介する前に、現行フェアレディZの歴史をサラっと振り返ろう。
現行モデルのデビューは2008年のこと。そうデビューから今年で12年も経過した超ベテラン選手だ。
隣を見ればトヨタからスープラが、ちょっと性格は異なるがホンダ S660やマツダ ロードスターなど、この間に国産スポーツカーは意外にも数多くデビューしており、Zファンにとっては今回の新型デビューというアナウンスは超嬉しい内容なのだ。
現段階で発表されているのはS30系に激似のシルエット&ヘッドライトのみで、搭載されるエンジンなども全くの謎。電動化にシフトするというのもアリな気もするが、果たして……。
半額で現行モデルに乗れる
新型の内容に期待するのもイイが、ここからは今回の本題。今、いくらで手に入るのか? という我々庶民には非常に重要なポイントを抑えていきたい。
先にも述べた通り現行モデルはデビューから12年超とかなりの古株。それだけに、中古車サイトでかなりカズがあるかと思いきや、240台。一個前のZ33の360台よりもかなり少ない台数しか出回っていない。
※現行執筆時2020年9月8日現在のデータ
現行フェアレディZの平均価格は250万円程度だそうだ。具体的には、初期モデル(2008年式)は走行距離5〜6万キロと割にリアルな条件で見ると100〜120万円とかなりお手頃。加えて、事実上フェアレディZのフラッグシップとも言えるニスモは同条件で300万円〜と新車価格530万円と考えると、あながち悪い選択肢ではなさそうだ。加えて、今なお現役で売られている車種のため「部品がない!」 というトラブルもしばらくはなさそうだ。
ちなみにZ33の中古車価格はもっとお手頃で、2003年式の7〜8万キロの個体で絞ると40〜60万円と大学生でも頑張れば買えそうな価格まで下がっているのだ。
今回は中古車サイトで検索すれば、簡単にヒットするようなネタを書いてしまったが、新型フェアレディZの発表前に、今あえて旧型モデルを買ってみるのもアリかもしれない。
【筆者:MOTA編集部】