公民館をコミセンに移行 来春、市直営は維持 佐世保市議会総務委

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 定例佐世保市議会は8日、総務、都市整備、文教厚生、企業経済の各常任委員会で審査を開始。総務委で市は、全27地区の公民館を来年4月1日に「コミュニティセンター」に移行する方針を説明した。市は各地区自治協議会への運営委託などを模索していたが、住民側の不安が払拭されず、市直営のままとする。
 同センターに移行することで、社会教育施設としての目的に加え、地域自治やコミュニティー活性化の機能を持たせる。たとえば、公民館での飲食は原則認められないが、センターでは目的に沿えば可能に。営利目的の利用も状況を勘案して認める。利用予約は登録が必要でインターネットでの受け付けも検討する。
 市は12月定例会に移行のための条例議案を提出する方針。27地区のほか、市中央公民館(常盤町)も「市まちなかコミュニティセンター」に改める予定。
 市は2018年、地域自治の拠点づくりを目的に、公民館を「コミュニティセンター」に変更し運営方法を見直す考えを表明。各地区自治協議会に運営を委託する方法などを示したが、住民から懸念の声が上がり、市が運営を継続する方向で調整していた。