那覇市立病院で医師ら職員4人の感染確認 救急・外来は通常通り

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 那覇市立病院は8日、一般病棟に勤務する60代男性医師と50代男性医師、30代女性の看護師と薬剤師それぞれ1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。医師2人の感染が判明した5日から9日まで新規の入院受け入れを制限している。救急診療はいったん7日に休止したが8日に再開し、外来も通常通り受け入れている。那覇市立病院ではこれまでに職員計6人の感染が確認されたが、クラスター(感染者集団)とは認定されていない。

 同院によると、8月27日に新型コロナウイルスの感染病棟で勤務する医師と看護師の感染が確認されてから順次、職員にPCR検査を実施。約120人の医師全員を検査した結果、男性医師2人の感染が確認された。医師2人と接触した可能性のある患者と職員82人にPCR検査を実施し、患者全員の陰性が確認された。職員の結果は9日に判明する。医師2人の感染経路は不明。

 8月31日に感染が確認された看護師は転院してきた入院患者からの感染と判断、12日に感染が確認された薬剤師は家庭内感染とみられる。4人は全員無症状だという。

 同院によると、コロナ病棟では最大18~19人を受け入れていたが、医師の感染で一部病棟の受け入れ制限が続いており、現状は5~7人にとどまっている。同院は「ベッドはあるがドクターが足りていない。医療従事者同士の接触ゼロを目指し、対策をより強化している」と述べた。