ソト復帰のナショナルズが2連勝 筒香は4打数1安打1打点

【レイズ3-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは左肘痛で5試合を欠場したフアン・ソトが「4番・指名打者」でスタメン復帰。1回裏に先制点を叩き出したほか、1安打2四球で3度出塁する活躍を見せ、チームを2連勝に導いた。ナショナルズ先発のアニバル・サンチェスが今季2勝目(4敗)、5番手のダニエル・ハドソンが今季9セーブ目をマーク。レイズ先発のライアン・ヤーブローは今季3敗目(0勝)を喫した。

ナショナルズは初回に一死二・三塁のチャンスを作り、ソトのサードゴロの間に1点を先制。2回裏にブロック・ホルトとカーター・キーブームの連続二塁打で2点目を奪い、3回裏にはソトの内野安打などで一死満塁とし、アズドゥルバル・カブレラの犠飛とジョシュ・ハリソンのタイムリーでリードを4点に広げた。

レイズは4回裏二死二塁の場面でソトを敬遠し、続くカート・スズキを打ち取ってピンチを脱出。6回表に崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリー、筒香嘉智のタイムリー二塁打などで3点を返し、1点差に詰め寄った。

しかし、ナショナルズは直後の6回裏に一死二・三塁のチャンスを迎え、トレイ・ターナーのショートゴロの間に1点を追加。ソトは再び敬遠され、スズキがショートゴロに倒れてさらなる追加点を奪うことはできなかったが、終盤3イニングをリリーフ陣が無進展に抑えて5対3で逃げ切った。

「5番・サード」で先発出場した筒香は、右腕サンチェスの前に第1打席はセンターフライ、第2打席はピッチャーゴロに倒れたものの、6回表無死一・二塁のチャンスで迎えた第3打席は2番手の右腕ワンダー・スエロからレフトへのタイムリー二塁打。第4打席は4番手の右腕タナー・レイニーの前に3球で空振り三振を喫し、4打数1安打1打点で今季の打率は.196、OPSは.742となった。

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