リン好投でレンジャーズ連敗ストップ 大谷4打数1安打で打率.194

【エンゼルス1-7レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

5連勝中のエンゼルスと6連敗中のレンジャーズの対戦は、アンドリュー・ヒーニーとランス・リンというエース同士の投げ合いとなり、リンの好投により7対1でレンジャーズが快勝。自身の連敗も2で止めたリンは今季5勝目(2敗)をマークし、ヒーニーは今季3敗目(3勝)を喫した。

リンは1回表二死からマイク・トラウトのヒットとアンソニー・レンドンの死球で一・二塁のピンチを招いたものの、大谷翔平を空振り三振に仕留めて無失点。3回表以外は毎回走者を出し、5回表にはジャレッド・ウォルシュに2号ソロを浴びたが、114球の熱投で7イニングを4安打1失点に抑えた。

リンはこれで昨季から34先発連続100球以上となり、投手の球数が公式にカウントされるようになった1988年以降、レンジャーズでは最長記録。メジャー全体でも4番目の記録となっている。ジャスティン・アップトンに2度ぶつけるなど、3つの死球を与えたが、内角攻めを厭わない気迫のピッチングでチームと自身の連敗を同時にストップさせた。

打線は2回裏にエルビス・アンドルースの2号ソロで先制し、2点リードで迎えた5回裏は無死二・三塁からイサイアー・カイナーファレファとニック・ソラックの犠飛で2点を追加。その後もロナルド・グーズマンのタイムリー、イーライ・ホワイトの犠飛で追加点を奪い、7対1の快勝となった。

「5番・指名打者」で先発出場した大谷は、右腕リンに対して1回表の先制機で空振り三振に倒れたが、4回表の第2打席はレフトへのヒットを放ち、今季7個目の盗塁に成功。6回表の第3打席は1-6-3の併殺打に打ち取られ、8回表の第4打席は2番手の右腕ジョナサン・ヘルナンデスの前にピッチャーゴロに終わり、4打数1安打1盗塁で今季の打率は.194、OPSは.659となった。

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