ローリング・ストーンズ、ロンドンにフラッグシップストアをオープン

Photo: Courtesy of Bravado

ザ・ローリング・ストーンズがロンドンの象徴的なソーホー地区の中心部にフラッグシップストアとなる「RS No. 9 Carnaby」を2020年9月9日にオープンした。

この店では、アパレルや家庭用品、先日発売された『Goats Head Soup』のデラックス盤に関連して発売されたレッドカラーの限定アナログ盤なども含まれている。

このショップは、バンドのモチーフ・カラーである赤と黒を基調にデザインされており、「RS No. 9 Carnaby」はストーンズのファンにはたまらないスポットとなっている。店内のガラスの床にはストーンズの歌詞が描かれ、試着室にはアルバムのアートワークが飾られている。さらに90インチのスクリーンには、この店のためだけに作られたバンドの60年に渡る彼らの映像が映し出されている。

一方、店内の窓には、バンドの1966年のヒット曲「Paint It Black」のイントロのサウンドウェーブを視覚化した、ユニークな赤い金属の彫刻も飾られている。

「ソーホーは常にロックンロールを体現してきた場所であり、カーナビー・ストリートは自分たちの店には最適な場所でした。Bravadoの友人たちが作り上げたこのエキサイティングなプロジェクトは、ロンドンを訪れる人たちにとって、他の追随を許さない体験になると確信しています」

また、「RS No. 9 Carnaby」では、フランスの高級ブランド「バカラ」ののクリスタル・ワイン・グラス、シャンパン・フルート、タンブラーなどのコレクションを含む、様々なブランドとの限定コラボレーションを行っていく予定となっている。さらに「The Soloist」の特別デザインの椅子やスカーフ、スウェーデンのプレミアムブランド「Stutterheim」のレインコートなども販売される。また、同店では、ファンが一点もののデザインを作成できるオーダーメイドTシャツのカスタマイズステーションも用意されている。

また、コレクター向けには、1971年の『Sticky Fingers』で初めて使用されたザ・ローリング・ストーンズのロゴのオリジナル・デザイナーであるジョン・パスチェのサインと番号入りの額装作品が10点限定で販売。直接店舗に来られないファンのために、「RS No. 9 Carnaby」のオフィシャルオンラインストアも開設されている。

先週、バンドは1973年の『Goats Head Soup』のリマスター&デラックス盤を様々なフォーマットでリリースした。このリイシューには、当時の未発表曲3曲「Scarlet」「Criss Cross」「All The Rage」も収録されている。

Written By Sophie Smith

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ザ・ローリング・ストーンズ『GOATS HEAD SOUP 2020』
2020年9月4日

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