熊本市電 女性専用車両を試験導入へ

©株式会社熊本日日新聞社

女性専用車両が試験的に導入される熊本市電の低床電車=熊本市中央区

 熊本市交通局は14日から、市電に女性専用車両を試験的に導入する。朝のラッシュ時の迷惑行為を防止し、女性が安心して乗車できるようにするのが狙いで、市電での導入は初めて。

 市交通局によると、市電では痴漢や盗撮などの迷惑被害が、2019年度に7件、18年度に9件、17年度に3件報告されている。朝の通勤・通学時間帯が最も多く、全体の3割を占めている。

 今回導入するのは、平日午前7時半~同8時半に運行している上下線合わせて8本の低床電車(2両編成)で、後方の車両を女性専用にする。女性以外に、小学生以下の男児や、障害者とその介護者は男性でも乗車できる。車両の外側に貼るステッカーと乗務員の案内で乗客に周知する。

 試験運用は12月28日までの約3カ月。期間中に実施する利用者へのアンケートなどを踏まえて、本格導入を検討する。(志賀茉里耶)