ユヴェントス、サッリ解任で「10億円以上」かかる

2019-20シーズンにユヴェントスの指揮を執ったマウリツィオ・サッリ監督。セリエAの9連覇を成し遂げ、スクデットを掲げることに成功した。そのセレモニーがこれ。

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この時点ではまだアンドレア・ピルロが新監督に招へいされるとは誰も思わなかったが…。

しかし、その一方でコッパ・イタリアでは準優勝に終わり、チャンピオンズリーグではリヨンに敗北。この結果でサッリ監督は解任となっている。

ただ、これは契約が解除されたわけではなく、ユヴェントス側が一方的にサッリ氏を職務から外したのみである。

したがって契約はまだ残っており、『Corriere della Sera』によればサッリ氏もそれを解除するつもりはないという。

そのため、ユヴェントスはこの監督交代によって、サッリ氏の年俸600万ユーロ(およそ7.5億円)を支払い続けなければならない。

ユヴェントス側から契約を解除できる条項は来年夏から有効となり、そこに設定された違約金が250万ユーロ(およそ3.1億円)になっているという。

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つまり、サッリ監督が今季休息をとって他のクラブと契約しなかった場合、ユヴェントスは少なくとも850万ユーロ(およそ10.6億円)の報酬を支払うことになるようだ。

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