ロアッソ、ちぐはぐ3敗目 寄せ甘く後半2失点

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長野に1-2で敗れて今季ホーム戦初黒星を喫し、厳しい表情を浮かべる熊本の選手たち=えがお健康スタジアム

 9日、熊本市のえがお健康スタジアムで開催されたJ3ロアッソ熊本─長野戦。

 熊本は自慢の攻撃陣が1得点に抑えられ、課題の守備で2失点。6日に引き分けていた首位秋田に肉薄できるチャンスを逃した。GK内山圭は「対応が後手に回ってしまった」と肩を落とした。

 前節までリーグで4番目に失点が少ない長野の堅守に苦戦した。立ち上がりから自陣でのパス回しに素早く寄せられ続けた。「(パスの受け手が)早く立ち位置をとるなどできれば良かったが…」とFW谷口海斗。ボールを前に運べず、前半はシュート2本に終わり、0-0で折り返した。

 後半開始と同時に攻撃の切り札、MF伊東俊を投入すると流れが一変。次々と決定機をつくりゴールに迫り始めた。だが、攻め込まれると自陣ゴール前でクロスへの対応が甘くなり、先制を許した。

 すぐさま谷口が今季9点目を挙げて追い付いたものの、8分後にゴール前のスペースに走り込んだ相手FWを防ぎ切れずに失点。押せ押せムードの中、あっさりと決勝点を許した。「(全員の意識が)前へいきすぎていたのかもしれない」。守護神の内山は悔やんだ。

 2試合連続の2失点。リーグ戦が中盤に差しかかり、J2昇格圏の2位以内をキープするには堅実な守備が必須だ。大木武監督は「球際でもっと頑張ることと、(選手間で)カバーする距離を短くすること」を修正ポイントに挙げた。次節のホーム戦は12日。内山は「自分の課題に取り組み、頭もしっかり切り替えていく」。中2日で確実に立て直さなくてはならない。(河北英之)