年内に金沢港50周年式典 石川県議会定例会開会

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 石川県議会9月定例会は10日開会し、谷本正憲知事は提出議案の説明で、11月に開港50周年を迎える金沢港について、年内にも記念式典を行うことを明らかにした。併せて港のシンボルマークを今月11日から公募するとし「日本海側の拠点港としてさらなる飛躍を期したい」と意欲を示した。

 金沢港クルーズターミナル周辺では、10月末にも戸水ふ頭のサイロや上屋の夜間ライトアップを開始する。ガントリークレーンの照明も拡充する。

 いしかわ動物園(能美市)で計画する動物と触れ合うことができる全天候型施設は26日に起工式を行い、来春オープンを目指す。

 老朽化が著しい県立高松病院(かほく市)の管理診療棟の建て替えは今月末に第1期工事が完了し、10月5日から新たな管理・検査部門の供用を開始する。引き続き、外来部門の機能強化を図る第2期工事に着手する。

 金大工学部跡地に移転新築する新県立図書館は8月までに基礎工事を終え、本体工事に入った。

 新型コロナウイルス関連では、専門家会議から県のこれまでの対策や今後の方針についての中間取りまとめが11日にも提出される予定とした。

 本会議には議案11件、報告45件、昨年度決算18件が提出された。

 冒頭、議会議案として共産を除く全会派から新型コロナに関する差別や偏見の根絶に関する決議案が出され、全会一致で可決された。

 本会議後、谷本知事はコロナ感染者らへの偏見について「県民一人一人の心掛けの問題であり、そういう意識は広がってきているのではないか」と述べ、県としても冷静な対応を訴え続けるとした。

 衆院解散・総選挙の観測が出ていることには「感染状況をどう判断するかだろう。選挙となれば市町職員は大変だが、国の代表を選ぶ選挙であり、コロナ対応でできないとは言えない。選挙が最優先だ」と語った。