リバプール、次なる目標はプレミア連覇!2年目を迎える南野は躍進なるか 〜新シーズンプレビュー〜

昨季はリバプールにとって史上最高のシーズンを過ごし、1990年以来のリーグ制覇や多くの記録を塗り替えてきた。2020-21シーズンはプレミアリーグ全クラブがリバプールから王座を奪おうと必死になるだろうが、ユルゲン・クロップ監督率いるチームが今までの戦い方を変える必要はないだろう。

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リバプールの立ち位置は?
昨シーズンは3月にワトフォードに敗れるまでリーグ無敗が続いていたリバプール。6月のプレミア再開後にはさらに2つの敗戦を喫し、2年前にマンチェスター・シティが達成した勝ち点100には届かなかったものの、リーグ制覇に相応しい圧倒的な強さを披露した。新シーズンも同様で、周りが望むほど勝ち点を落とすことはないだろう。

改善点は?
リバプールは攻撃面でシティに後塵を拝したが、優れたディフェンスラインを備えたことで首位の座を堅守した。ただシティが新シーズンに向け防波堤を築く術を見つけたのならば、リバプールの栄冠は脅威に晒されるかも知れない。移籍市場で創造的なMFを獲得してフルバックの負担を減らし、純粋なストライカーと契約すれば更なる攻撃力の上昇が期待できる。

リバプールにとって新シーズンの成功は?
クロップ監督は、過去の実績を忘れ次の目標に向かって進むべきと常々口にしているが、ドイツ人指揮官がモチベーターの役割を担い過酷なシーズンに向けてチームを奮起させたとしても何も驚かないだろう。今回のレッズの目標はプレミア史上4チーム目となる連覇達成。昨シーズン獲得したタイトルを守ること以外は、リバプールにとって失敗となるだろう。

リバプールが目指すはプレミア連覇

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