『テニミュ』を経て演技派俳優に成長した桐山漣

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俳優の眞島秀和が主演する、10日に最終回を迎える日本テレビ系のドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」で存在感を発揮しているのが俳優の桐山漣だ。

同ドラマは、同名コミックが原作。眞島は紳士的で容姿端麗、仕事のできる“イケオジ(=イケてるオジさん)”ながら、実はカワイイものが好きすぎるという秘密を抱える主人公役。

そして、桐山はその厳しすぎる態度のせいで職場の同僚からは疎まれながら、本当はネコ好きの第二営業課課長・鳴戸渡役を好演している。

10代からプロのミュージシャンを目指していたが21歳の時に挫折し俳優を目指すようになった。

20代前半はアルバイトを掛け持ちしながら養成所でレッスンを受ける下積みの日々を送り、2006年に人気ミュージカル「ミュージカル テニスの王子様(テニミュ)」に出演。

09年9月より、平成仮面ライダーシリーズ第11作「仮面ライダーW」で左翔太郎/仮面ライダーW(声)役で連続テレビドラマ初主演。菅田将暉とW主演をつとめ、同年12月に公開された「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」で映画初主演を果たした。

「『テニミュ』と『ライダーシリーズ』はいずれも売れっ子俳優への登竜門。なかなか両方を経験できた俳優はいない中、貴重な経験だったはず。自身は左利きで『左利きにはミステリアスなイメージがある』と考え、17年に主演したテレビ東京系のドラマ『コードネームミラージュ』では、主人公をあえて左利きの設定にして演じるなど、なかなかのこだわりを見せている」(映画業界関係者)

今年に入ってから3本の連ドラに出演。これまで2冊の写真集も発売されるなど、演技のみならず、そのビジュアルも評価されている。ちなみに、プライベートでは犬好きだ。

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