佐久間宣行氏 伊勢谷逮捕で公開危機にある作品について「撮っちゃった作品はいいじゃないか」

9日深夜放送の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)で、テレビプロデューサー佐久間宣行氏が、伊勢谷友介容疑者が関わっている作品を公開するかしないかの是非について自身の見解を語った。

番組冒頭、佐久間氏は「伊勢谷さんが逮捕されまして、気になるのは、公開を控えた作品たちがどうなるんだ問題なんですけど」と話した。

佐久間氏は伊勢谷容疑者が出演し公開の控えている作品について「10月30日公開予定の『とんかつDJアゲ太郎』だけど、めちゃくちゃ重要な役なんだよ。で、11月6日公開の『十二単衣を着た悪魔』これもめちゃくちゃ重要なの。それはそうだよね、伊勢谷さん入ったらめちゃくちゃね。1週間前だったら最終回どうしたんだろうね、ドラマの『未満警察』(日本テレビ系)」と話した。

佐久間氏はこういった作品を公開するか否かに関して「根本的な考え方としては、撮っちゃった作品はいいじゃないかって気持ちはあるんだけど」と持論を語る。しかし、世間では、公開の延期・中止、動画の配信の停止はよくあることで「配信を停止しなくていいんじゃないかっていうふうに俺は思うんですけど。だって、そんなこと言い始めたら、『アイアンマン』とかどうすんの? ってこととかあるじゃん。外国人俳優とかどうすんのっていうのがあるから、それは対応変わってくんのかなって思うけどもね」と自身の気持ちを語った。

他に佐久間氏は、伊勢谷容疑者逮捕後の、ファンなどのSNSのやりとりが面白かったそうで「過去大麻で逮捕されたことのある俳優さんとかアイドルのファンが、『安心して、初犯だから半年ぐらいで執行猶予ついて出るから、その頃にはDVD出せる』っていう(笑)。全部状況をちゃんと整理してくれてて『みんな、落ち着け、落ち着け』って。『初犯だから大丈夫!』って言ってんのが、ちょっと笑っちゃったんだけど」と説明した。

ちなみにバラエティー番組などで、出演者に不祥事が発生した場合は「いついつ収録されたものです」というテロップを出し、なるべく編集でその出演者をカットするのが一般的だというが、佐久間氏は「そういう対応って実はテレビ東京あまりないんですよ」と自身が番組制作を担当しているテレビ東京ではあまりしないと説明。「わかります? なぜなら……、そんなにスターが出ないから! あははははは!!」と自虐ネタで爆笑を誘った。

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