愛車の美観を損ねるキズや汚れを何とかしたいならコレ!DIYボディ補修アイテム5選

傷のイメージ

DIYでボディ補修に挑戦するメリットとデメリット

結論からいうと、ボディ補修などをDIYで行うもっとも大きいメリットは、費用が安くできること。デメリットは失敗するというリスクがあることです。

いわゆる板金修理は高いと感じるかもしれませんが、高い理由は職人さんの技術料であり、多くの場合、ぱっと見では修理したことがわからない程、きれいに補修してもらうことができます。反面、DIYの場合はどうしても失敗する可能性があり、さらに、場合によっては補修作業前より目立ってしまう恐れも…。

今回の記事を参考に、どこまでのキズならDIYでチャレンジできるのかを見極め、プロにお願いするかどうか慎重に判断してください。

浅い傷ならコレで決まり!ソフト99 コンパウンド入門セット

「ガラコ」でお馴染みのカーケア用品大手、ソフト99から販売されている「SOFT99 99工房 液体コンパウンドトライアルセット 09193」は、研磨力の異なる液体コンパウンドが3本1パッケージになっているお得なセットです。

一般的にコンパウンドを使ったキズ消しは、数字が小さい粗目から、数字が大きい極細目の順番に研磨していくことがセオリーです。しかし、キズの種類によっては、粗目を使用しなくても消せる可能性があります。

そこで、ビニール袋などによって付いてしまったごく浅い擦りキズは、数字が大きい極細目でキズが消えるかどうかを確かめながら徐々に粗目のコンパウンドにしていく「リバース研磨」という方法がオススメです。

なお、リバース研磨をした場合、再び極細目に戻ることをお忘れなく!

飛び石で付いてしまった傷ならソフト99の補修キットがおすすめ

99工房 飛び石キズ補修キットは、ワックスや補修用品などのカー用品メーカー「ソフト99」が販売。マスキングとサンドペーパーのセットをリーズナブルな価格866円で購入することができるのでお財布にも優しいですね。ただし、タッチアップペンは付属していないので、愛車のカラーに合わせたタッチペンを別途購入しましょう。

使い方は、脱脂後付属のマスキングシールを傷に合わせて貼り、タッチペンで塗料を盛るように厚く塗ります。塗料が完全に乾燥したら、研磨パッドにサンドペーパーを巻き付け濡らしながら研磨。その際あまり力を入れず、軽く滑らせるようにしましょう。指で触ってマスキングシールとの段差がなくなるまで研磨。仕上げに液体コンパウンド(別売り)を使用して磨き上げることで、飛び石による傷をかなり目立たなくすることができます。

ドアノブ周りの傷には光沢と輝きが蘇るホルツ コンパウンドセット

今回ご紹介するキズ消しアイテムは、1919年に創業し100年以上の歴史を持つイギリスの老舗カー用品メーカー ホルツのコンパウンド スクラッチリムーバーセット。

このコンパウンド スクラッチリムーバーセットの「つや出し(25g)」には、ワックスの成分が配合されているため、光沢と輝きを復活させてくれます。また、すべての塗装色に対応しているのもポイントです。

ドアノブまわりなど、部分的にコンパウンドを使うときは、爪先ほどの分量で十分に効果を発揮。コンパウンドの使いすぎに気を付けながら、自宅のガレージでキズ消し・つや出しにチャレンジしてみましょう。

古ぼけて見えるヘッドライトの黄ばみはワコーズの復元キットで決まり!

青いパッケージと赤のラインに「WAKO'S」の文字が特徴の和光ケミカル。1972年に創業し、潤滑油やカーケア用品の製造・開発・販売を行う老舗メーカーです。

ワコーズ HC-K ハードコート復元キット ヘッドライト用は、ベース処理剤、コート剤、研磨専用パッド、塗布専用スポンジがセットになっています。このセットがあれば、ヘッドライトの黄ばみ・曇りの除去、ヘッドライトカバー表面のガラス皮膜コーティングまですることが可能です。

ヘッドライトのクリーニングをするときには、ボンネットやバンパーなどヘッドライト周辺をキズつけないよう、マスキングしてから施工するようにしましょう。

ガラスの小さなヒビもDIYでチャレンジ!ホルツ ガラスリペアキット

イギリスの老舗カー用品メーカーホルツから販売されているフロントガラスのキズ・ヒビ補修キットは、衝撃点があり、幅30mm以下、キズの深さ8mm以下の一般的な飛び石キズに使うことができます。リペアキットは、キズの状態が確認しやすいクリア板やガラスに固定させる吸盤を採用し作業性もバツグン。

ただし、10年以上使用している車、海外製のガラス、メーカー純正以外のガラスには使用できません。また、キズの種類によっては、専門業者による補修またはガラス交換が必要となる場合があるので注意しましょう。

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