ジャニーズWESTがリアルに突撃取材! ロケ内容は現場に着いて知らされる!?

ABCテレビでは10月3日から、ジャニーズWESTの新番組「あなたの代わりに見てきます! リア突WEST」(土曜深夜0:35、関西ローカル)がスタートする。

同局でジャニーズWESTの冠番組がスタートしてから、早5年強となり、新シリーズは「突撃!」がテーマ。日本全国にたくさん存在する“理解不能”な人や場所、通称・リア凸案件に、ジャニーズWESTの重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望が記者となって毎週突撃取材を敢行する。そのターゲットは大きな川沿いの野草をすべて食い尽くす「リアル草食女子」、どんな苦手も克服してくれる怪しすぎる「催眠術師」。また、時には海に潜ったり、マンホールに潜入したりも。

しかし、突撃するメンバーは取材内容を事前に教えられず、現場に着いて初めてどんなロケかを知る。そして、“取材報告”の場となるスタジオ収録も、他メンバーはVTRを見て初めてどんなロケだったかを知る。リアルに突撃したVTRを見るリアクションも、またリアル。とことんリアルにこだわったスタイルだ。

初回の突撃取材を担当したのは、重岡と小瀧。「多摩川の野草を食べ尽くす!リアル草食OL」を訪ねたと聞き、「新番組が始まって一発目が雑草を食べる…なの?」と不安がる桐山。重岡と小瀧は「雑草やなくて野草! そこが今回のポイント!」と声を上げる。

新番組が始まるにあたり、何も説明されることなく初回収録に臨んだジャニーズWEST。重岡と小瀧が進行するトークに、なんとなく乗っかる他メンバー。「ロケに行った人が(スタジオ収録を)仕切るんやって」と説明する小瀧に、藤井は「それをここ(収録中)で聞くことってある!?」と驚きながら、だんだんと番組内容を把握していく。

VTRが進むにつれて、野草OLの指南で、多摩川の河川敷で次々と野草を見つけていく重岡と小瀧。まるでスタジオメンバーへの罰ゲーム(!?)のような展開に、桐山は「(スタジオパートから)VTRに戻るの怖いわ〜」とおびえ、藤井も「この番組おかしい!」と悲鳴。小瀧が「今(VTRで)見たらあんまり伝わってなかったっすね…」と反省する場面もありつつ、いよいよクライマックスへ。無事に初回を終えた重岡からは、メンバーに「ロケには心して行った方がいいよ」という貴重なアドバイスが授けられた。

初回のスタジオ収録を終え、重岡は「気合が入りましたし、緊張感もありました。収録が始まるまで何をするか分からないという形はあまりないですし、自分たちの番組なので、メンバーがどんなことをさせられているのかを見るのは面白いです。とはいえ、あまりロケに行きたくはない。ロケのVTRをずっと見る方でいたいですね(笑)」と本音を明かした。

小瀧は「僕の渾身(こんしん)のギャグをあんなにコスってもらえるとは思いませんでした。ロケ自体も僕らが初回だったので、スタッフさんに『メンバーは何も知らないので!』と説明を受けて、『じゃあ自由にやらせてもらいますね』と進めたんですが、まさかロケVTRがあんな構成になっているとは…。でも、面白く仕上げていただいてありがたいです」とうれしそうに感謝した。

神山は「ホンマに何も聞かされへんねや、とびっくりしました(笑)。これからスケジュールに『リア凸ロケ』と入っていたらソワソワしそうです。あと、ロケでスベったり弱みを見せたら、こんなにもメンバーにコスられるんやなと。なので僕はガチガチに(硬いロケで)行こうと思いました」と決意を述べた。

すると重岡から「そんなん一番イジられますやん! イジりがいありますやん!」とツッコミが入り、神山は「収録で苦手なものの話になったんですが、もし今後現場に着いてそのロケだったら、その場から会社に電話して『事務所辞めます!』って言います!(笑)」と返すと、重岡は「悪カミヤマが出たわ〜(笑)」とあきれた。

濵田は「(重岡と小瀧の)2人のロケVTRが思っていた以上にリアルで、リアクションもリアルだったので、僕はこれから初のロケに行くんですが、ちょっと怖くなってます。視聴者が気になっていることを調べる番組ですが、きっと『そんなこと気になる!?』っていうことも調べるじゃないですか」とおよび腰のコメント。

すると、またもや重岡が「そういえばオレ、初回のロケで『濵ちゃんは“ビリビリ”系が苦手です』って教えちゃったから、もしかしたらビリビリ系ロケかもよ」と怖がらせ、濵田が「どうしよう…オレ、ロケ行かずに帰ってもいいですか?」と言うと、桐山は「いいはずがないけど、普通にスーッと帰ってたらオモロいな(笑)」とウケた様子。

藤井は「VTRがめちゃめちゃ面白かった。スタジオではお土産も食べられましたし。かめばかむほど…やったけど。知らなくてもいいけど、知ったらちょっとうれしくなるような情報を知れたのでよかったです」と前向き。

桐山も「久々に体を張ってロケができる番組に出会えました。街中にもいろいろ気になることがあると思うので、視聴者の方に『あ、これWESTに調査してもらいたい!』と思ってもらえる番組にしたい。『探偵!ナイトスクープ』(同局)みたいな感じというか。僕らは関西で『探偵!ナイトスクープ』を見て育ったので、今の若い子たちに“『リア凸』で育ったんです!”と言ってもらえるようになれたらうれしいです」と目を輝かせた。

中間は「VTRを見ている分には楽しかったです。視聴者の方は知りたいことを安全な場所で見られるので楽しいと思います。ただ、実際に現場に行く僕らからしたら気が気じゃない(笑)。おそらくWEST史上、一番身体を張る番組になります」と笑顔で少々ビビりつつも気合をにじませた。

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