林遣都「姉ちゃんの恋人」で有村架純の恋の相手に

林遣都が、10月27日にスタートする有村架純主演のフジテレビ系連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)に出演することが分かった。

ドラマは、有村主演の連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK)を手掛け、昨年紫綬褒章を受章した脚本家・岡田惠和氏によるオリジナル作品。ハロウィーンからクリスマスにかけて女手一つで弟3人を養う“肝っ玉姉ちゃん”の安達桃子(有村)と、個性豊かな登場人物たちによる恋と家族愛の物語を描く。

林が演じるのは、桃子と同じホームセンターの配送部で働く31歳の吉岡真人。フォークリフトの腕がよく、夜勤の仕事も真面目にこなしている。普段はホームファッション売り場で働く桃子との接点がないが、店舗内の各部署から選出されるクリスマスプロジェクトのメンバーとなったことがきっかけで、桃子と出会う。そして、性格はまるで違うが、どこか価値観が似ている相手に次第に心ひかれ合う。しかし、真人には自分の心を縛る、ある秘密がある。

林にとっては2年ぶりとなる民放連ドラ出演。有村とは映画「コーヒーが冷めないうちに」に出演したが、本格的な共演は今回が初めて。岡田が林をイメージして“当て書き”した役どころを務める林は「岡田さんの作品に出演するのは11年ぶりですが、こうして当て書きでオリジナルキャラクターを描いていただけて、こんなに幸せなことはありません。これぞ岡田さんの世界観!というか、登場人物一人一人が生きていて、輝いていて、読んでいる側の想像力に働きかけてくれる脚本」と絶賛。

有村との共演には「有村さんとの掛け合いは心を通わせてお互いが演じなければいけないと感じていますので、しっかりとコミュニケーションを取りながら大事に作っていきたいです。そういった意味でも、この吉岡真人は演じがいのある役だなと思っています」と期待している。

そして、「あらためて撮影現場でみんなと時間を共有することが、小さなようで、自分にとっての最大の幸せだと認識しました。それを感じながら、与えられた真人という人間の人生の一部を、誠心誠意、心を込めて演じていきたいと思います。この苦しい状況が続く世の中で、こういった未来に光を感じさせてくれるドラマは、すごく大切だと思いますし、意味のあるものだと思っています。見てくださる方には純粋に楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せている。

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