「これまでに経験したことがないような大雨」
「大型で非常に強い台風」
などとニュースで繰り返されるように、最近、過去に例のない水害が増えてきています。
水害にはどう備えたらいいの?何に気を付けたらいいの?
ピースマム9月号では、防災備蓄収納のプロ、南あきこさんに心構えを教えていただきました。
■10分で運命が分かれる!早めに避難しましょう!
水害の時に、一番大切なのは「早めの避難」!!
家の近くの川が氾濫してから10分後には腰の高さまで水位が上がり、逃げ遅れたという事例もあります。
10分で状況が変わるのが水害。
迷ったらすぐに逃げましょう!!
避難時、カサ・長靴はNG!かっぱを着て、ヒモ靴を履きましょう。
夜中の避難は難しいので、明るいうちに避難を!
車で避難したいなら、さらに早く行動しましょう。
普段は気が付かなくても、道路にはアップダウンがあります。
水が張っていると真っすぐに見えるのですが、走っていると突然下り坂に入ることも。
車は水没すると一瞬で電気系統が壊れ、動かなくなります。
水圧でドアが開かないこともあります。
ドアが開かなくなった時のために緊急脱出用ハンマーを車1台に1個入れておくと安心です。
■ハザードマップの確認!地震と水害では避難所が異なることもあります!
住んでいる地域のハザードマップを見ておきましょう。避難所も再度チェック!避難所が浸水の危険性が高い地域にあるなら、水害時は別の避難所に行くことになります。
ハザードマップが作られた年代が古い場合もあるので、
過去に例のない水害が多発している今、危険度はハザードマップに書かれているより一段階上だと思って備えましょう。
各地のハザードマップを検索できる国土交通省のハザードマップポータルサイトはこちら
■ピースマムオリジナル パパ・ママ&子どものための防災チェックシートを作りました!
ダウンロードしてご利用ください。