気象庁は、島根県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
島根県
松江市付近 約100ミリ(午後2時10分)
松江市付近 約100ミリ(午後3時20分)
本州付近に停滞する前線や湿った空気の影響で、島根県では東部を中心に活発な雨雲がかかっている。11日午後1時59分頃、松江市に大雨警報、出雲市に洪水警報が発表された。東部では11日夕方にかけて低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要となる。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。