大型補強を敢行したチェルシー!強豪を押しのけリーグ制覇を狙う! ~新シーズンプレビュー~

フランク・ランパード監督のチェルシーでの初シーズンは、補強禁止処分でささやかな期待しかなかった。ラグジュアリーな新チームで武装した今、その成果を出すためにプレッシャーに晒されている。

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チェルシーの立ち位置は?
シーズン再開後のチェルシーは、まさにオールオアナッシングだった。マンチェスター勢やレスターを下し8勝を飾ったが、リバプールやウェストハム、FAカップ決勝でアーセナルに敗北。引き分けは一度もなく、シーズンの多くがそうであったように、それはジェットコースターのような仕上がりだった。

改善点は?
昨シーズンのチェルシーの守備は大いに失望させられた。54失点はトップ10のどのチームよりも多く、クリーンシートは9回のみ。それでも今夏、懸念されていた左サイドバックにベン・チルウェルを獲得し、センターバックにチアゴ・シウバを迎えて、必要とされていた経験を提供した。ではGKはどうだろうか?シーズン終盤には正守護神の座を明け渡したケパ・アリサバラガは、信頼を取り戻せるか?

チェルシーにとって新シーズンの成功は?
限られたリソースの中でランパード監督は上々の成績を収めたが、新シーズンはメダル獲得に向けて必要なツールを手に入れたと言えるだろう。カップ戦は宝くじで、目的はもちろん優勝することだが、チェルシーの新戦力がリバプールやシティを押しのけてリーグ優勝を達成できる活躍ができるか?ロマン・アブラモビッチ氏は結果が出ていなければ監督を変えても構わないと過去に証明してきた。ランパードにはより多くの寛大さが与えられるだろうが、それは無限ではないだろう。

チェルシーはシティやリバプールを押しのけタイトル制覇となるか

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