女性社員に懇親会で不快な行為…埼玉新都市交通の社長辞任 同僚社員が内部通報、社内調査で一部認める

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女性社員に不快な行為

 女性社員に対し不快に思われる行為をしたとして、埼玉新都市交通は11日、社長(54)の辞任を同日の役員会で承認したと発表した。

 同社によると社長は昨年8月22日夜、JR大宮駅近くの居酒屋で行われた社員との懇親会の2次会の席で、出席した女性社員に対し、他の社員が同席する中で、住んでいる場所をやゆしたり、顔を近づけてのぞき込むような行為をしたほか、なれなれしく名前を呼び捨てにするなどの行為をしたという。同社によると、体を触るなどの行為は認められなかった。

 今年4月、同僚社員から内部通報があり、7月までに社内で聞き取り調査を行ったところ、社長は一部を認めた。社長は今月7日、辞意を申し入れ、「社長としての適任性を問われる事象が認められた」として、受理された。

 社長は2019年6月、JR東日本からの出向で、埼玉新都市交通社長に就任。任期は21年6月までの2年間だった。後任が選任されるまでは、渡辺哲常務が社長の職務を代行する。

 社長は同社の聞き取りに対し「このような行為を行ったことは大変申し訳なく思っている。相手に対し、会社のトップとしておわびしたい。社員の職場環境を守るべき立場として、そういうことを意識した対応を取れなかったことに責任を感じている」などと話したという。