ヤンキース大勝 田中5回3安打1失点の好投で今季2勝目

【オリオールズ1-10ヤンキース】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@ヤンキー・スタジアム

ダブルヘッダー第1試合でゲリット・コールが2安打完封をマークしたヤンキースは、第2試合でも田中将大が安定感のあるピッチングを披露。打線も2ケタ得点で援護し、オリオールズとのダブルヘッダーに連勝した。田中は5回3安打1失点の好投で今季2勝目(2敗)。オリオールズ先発のキーガン・エイキンは1回途中でノックアウトされ、メジャー初黒星(0勝)を喫した。

ヤンキースは1点ビハインドの1回裏に一死二・三塁のチャンスを迎え、グレイバー・トーレスのタイムリー、ミゲル・アンドゥハーのタイムリー二塁打などで4点を奪って逆転に成功。4回裏にルーク・ボイトの15号3ラン、5回裏にもボイトの16号3ランが飛び出し、一気にリードを広げた。

2本塁打を含む3安打6打点の大活躍を見せたボイトは、これで今季通算16本塁打となり、マイク・トラウト(エンゼルス)と並んで本塁打王レースの両リーグ1位タイに浮上。1試合6打点は自己最多、1試合複数本塁打は自身5度目(今季2度目)となった。

田中は1回表二死からDJ・スチュワートに6号先制ソロを浴びたものの、直後に味方が逆転に成功。2回表にもヒットと死球で無死一・二塁のピンチを招いたが、そこから打者12人を連続で打ち取り、91球で5イニングを投げ抜いた。91球のうち61球がストライク、被安打3、奪三振5、無四球、失点1という内容で、今季の防御率は3.16となっている。

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