マリナーズ追い上げ及ばず惜敗 菊池6回4失点で今季3敗目

【マリナーズ3-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

マリナーズは終盤に反撃して1点差まで詰め寄ったものの、同点に追い付くことはできず、3対4で惜敗。6回4失点の菊池雄星は今季3敗目(2勝・防御率5.35)を喫した。ダイヤモンドバックスは2番手のアレックス・ヤングが5回1/3を2失点に抑える好リリーフで今季2勝目(3敗)をマーク。3番手のステファン・クリクトンにメジャー初セーブが記録された。

今季7度目の先発登板に臨んだ菊池は、1回裏一死一塁からクリスチャン・ウォーカーのタイムリー三塁打、エドゥアルド・エスコバーの犠飛で2失点。さらにコール・カルフーンの二塁打のあと、ニック・アーメッドにもタイムリーを浴び、いきなり3点を先制された。

マリナーズは3回表にディラン・ムーアの7号ソロで1点を返したが、直後の3回裏に菊池が一死二・三塁のピンチを招き、カルフーンの犠飛で失点。4回以降は打者10人に対して四球を1つ与えただけで無安打無失点に抑えたが、結果的には初回の3失点、そして3回裏に奪われた1点が大きく響く形となった。

マリナーズは7回表にホゼ・マーモレホスのタイムリーで2点目を奪い、8回表にはタイ・フランスに3号ソロが飛び出して1点差に詰め寄ったが、9回表の攻撃を三者凡退に抑えられて1点差で敗北。菊池は6回94球を投げて被安打6、奪三振5、与四球1、失点4という投球内容だった。

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