「THE MUSIC DAY」欅坂46が改名迫る今の心境を明かす。「感謝の気持ちを込めながら残りの機会を大事に」

本日放送中の嵐・櫻井翔が総合司会を務める日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY」(午後2:55)。8年目を迎える今年は「人はなぜ歌うのか?」をテーマに、グループの垣根を超えて人気曲をメドレーで歌う「ジャニーズシャッフルメドレー」やNiziUのテレビ初歌唱など見どころ満載の8時間生放送。ベテランから若手まで、音楽シーンを彩る全50組のアーティストが、名曲や同番組でしか見られないコラボを披露している。

今年もテレビを見ながら楽しめる恒例の裏配信企画「大魔王の部屋」を配信。番組に出演するアーティストたちが本番のパフォーマンス前後に古坂大魔王が待ち構える部屋を訪れ、本番の知られざる裏側や素顔などを明かしている。

午後4:20頃、ステージで改名前最後のシングル曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」を披露した欅坂46から、小池美波、武元唯衣、松田里奈が「大魔王の部屋」に登場。質問をつなげる動画リレーでGENERATIONSから「欅坂内で流行(はや)っていること」を問われた3人は、「『ぴえん』が口ぐせで、みんな言っている。何でもないようなことに対しても使ってしまう」と今どきの若者言葉が流行していると明かした。そして、続くNovelbrightには「好きな食べ物」についての質問でつなげた。

古坂とのトークでは「ダンスで心掛けていること」が話題に上がり、小池は「ちょっとした所作。手先や指先、背中を見せる時」を特に意識していると語った。武元は「身長が低いので、腕を上げたり身体を伸ばす動作を大きく見せられるように」と話し、松田は「“ながら”でやると伝わらないので、アクセントを意識して」とダンスへのこだわりを見せた。

3人は、ステージでのパフォーマンス後に取材に応じた。そのパフォーマンスを振り返り、武元は「“欅坂46”としてパフォーマンスできる回数が終わりに近づいていきているので、メンバーの気合とかパワーを周りからすごく感じて、自分もさらに気合が入りました」とコメント。小池は「欅坂46としての活動が残り1カ月となり、いろんな楽曲で番組に出演させていただいたの、感謝の気持ちを込めながら、残りの一つ一つの曲を伝える機会を大事にかみしめながらやらせていただきました」と、改名が近づく中での心境を吐露。松田は「今回は特に目線を強めにしてカメラを見て、画面の向こう側で見てくださっている方に伝えようと」と、特に気持ちを込めたポイントを上げた。

「人はなぜ歌うのか?」という今回のテーマにちなんだ質問に対しては、武元が「加入する前から欅坂46に日々勇気や力をもらっていたので、私もパワーをもらった分、感謝の気持ちを込めてファンの方々や見てくださってる方々に寄り添ったり、支えられるような存在であったらうれしいなと思いながら歌っています」と回答。小池は「加入前も活動している時も、いろいろなアーティストさんの楽曲を聴いてすごく励みにしていたので、私たちも誰かの励みになるような曲を伝えられたらいいなと思います。次は、私が誰かに夢や希望を与えられたらと思っています」と今後の活動へ意気込みを見せた。そして、松田は「歌うことでいろんな人と壁がなくつながることができると思うので、これからも誰かを元気づけたり、寄り添ったり、(歌うことに)意味を与えられるようにしていきたいです」と、歌の持つパワーを前向きに捉えていることを明かした。

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