レイドジャパンのストレートワームと言えばウィップクローラー! ですが、その影?に忘れちゃいけない名作があるんです。変幻自在、そしてオールシーズンに対応する…「ファットウィップ」! その色々な使い方を紹介します!
ちょっと太いストレートワームは長いのと短いのがある
ファットウィップはその名前からも分かる通り、レイドジャパンのストレートワーム「ウィップクローラー」のボリュームアップ版として登場しています。
そのため、断面の三角形状や、リブの基本デザインは共通。
大きく違っているのは長さと太さです。
ウィップクローラーが5.5inなのに対し、ファットウィップは3inと5inで、太さは倍くらいあります。
そんな違いが有効に働いてなのか、ファットウィップはオリジナルのウィップクローラーには無い、広い汎用性があるんです!
2種類のタイプそれぞれの面白い使い方を紹介しましょう!
ファットウィップ5in
ライトパンチ
ファットウィップ5inのフロリダリグ風(古っ!)を使って、ベジテーションカバーなんかを攻略していくのがライトパンチ。
とある形のバレットシンカーを、シンカーストッパーでビタ付けしたファットウィップのテキサスリグを使うのですが、そのすり抜けの良さには驚かされるはずです!
リリーパッドや浮きゴミなんかの隙間にバンバン落としていけるし、水中のオダや崩落跡みたいな複雑な場所も舐め尽くすことが出来る凄いリグなんです!
ストーンリグ
同じく圧倒的に根がかりしにくく、超スピードでフォールさせられるリグがストーンリグ。
エグシュンこと江口俊介さんが釣りまくっていたリグをベースに、琵琶湖ガイドの近松卓二さんが最適解へとたどり着いたリグです。
ワームの向きとフックやシンカーの位置が特徴的すぎるセッティングですが、デカバス実績は十分! 素早いフォールとそこからの倒れ込みがその秘密とのことです!
ヘビーネコリグ
こちらはある意味普通? ネコリグでの使用法。
ですが、多くの方がイメージするような「喰わせ」を意識しているわけでは無いのがポイント。
なんと、PEラインと重めのネイルシンカーと組み合わせることで、フットボールジグの様につかうとか!!
ボトム付近を、柔らかい波動で素早く横に動く未知の存在にバスはメロメロ!?
ファットウィップ3in
瞬テキ
江口俊介さんがトーナメントでも多用する超実戦的リグが瞬テキ。
ストッパーを使わないファットウィップ3inのテキサスリグを使ったボトム攻略メソッドとも呼ぶべき使い方。
その秘密は、予測不能の「リアクション」と「喰わせ」の組み合わせです。
誰もが狙う有名ポイントにいつくスレバスも、この予測不能アクションには思わず反応してしまうとか!
ヘビダン
厳冬期や真夏など、厳しい季節でこそ活躍するかもしれないファットウィップ3inの使い方がヘビーダウンショットリグ、通称ヘビダンです。
深い場所までスピーディーにフォールさせつつ、絶妙なアクションが発生するこのリグは、特にリザーバーで威力を発揮するリグです。
先日行われた艇王・三島ダム戦でも金森さんが使っていましたよね!
ネコバイブ
ワームをハードルアーのように使ってしまう!? それがネコバイブです。
その名の通り、ネコリグだけどバイブレーションの様な使い方で、投げてみるとその引き感はまるでメタルバイブブースト!
でもガード付きマスバリを使っているので、スナッグレス性能は抜群なわけです!
普通に使っても当たり前に釣れる! 工夫して使えばもっと釣れる!?
一般的なネコリグやノーシンカー、ジグヘッドワッキーなど、ファットウィップは普通に使ってももちろんOK!
ですが、色々なリグで使える! とはよく聞く言葉ではありますが、ここまで幅広いリグで使われているワームもなかなか珍しい気がしますよね!
レイドジャパンプロスタッフの高須賀豊さんが考案したオモヘッドワッキーなど、まだまだ派生系は出てくる予感もします!
みなさんもぜひ、ファットウィップを使いこなしてください!