元清掃員の67歳男を逮捕 熊本市の女性殺害 遺棄容疑で県警

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道路脇の側溝で女性の遺体が見つかった現場(中央左の黄色のテープ付近)。右奥は代継橋=8日午前、熊本市中央区

 熊本市中央区本荘3丁目で7日朝、熊本大ヒトレトロウイルス学共同研究センターの特定事業研究員、楢原知里さん(35)=同区本荘4丁目=の遺体が見つかった事件で、県警捜査本部は13日午前3時半、死体遺棄の疑いで同区本荘3丁目、無職熊谷和洋容疑者(67)を逮捕した。

 逮捕容疑は6日午後、同区本荘3丁目の道路脇のマンション敷地内に楢原さんの遺体を遺棄した疑い。熊谷容疑者は「死体を捨てた」と容疑を認めており、捜査本部は殺人容疑を視野に捜査を進める。

 捜査本部によると、熊谷容疑者は楢原さんが住んでいたマンションの元清掃員で、1人暮らし。楢原さんと面識があり、連絡先も知っていたとみられるという。捜査本部は単独犯だったとしている。

 現場周辺の住民らへの聞き込みから、熊谷容疑者が浮上。12日夕、以前住んでいた県北にいた同容疑者を捜査員が発見し、任意同行を求めた。事件を報じるニュースを見て逃亡したという。

 楢原さんの遺体は、白川沿いの道路から1メートルほど低くなったマンション敷地内で、あおむけの状態で見つかった。司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死と分かり、県警は8日、殺人・死体遺棄事件として熊本南署に捜査本部を設置。約120人体制で捜査を続けてきた。