病院立体駐車場にリュック 熊本大女性研究員殺害、現場から数百メートル

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 7日朝、熊本市中央区本荘3丁目の道路脇のマンション敷地内で、熊本大ヒトレトロウイルス学共同研究センターの特定事業研究員、楢原知里さん(35)=同区本荘4丁目=が遺体で見つかった事件で、楢原さんのリュックサックが、現場から数百メートル離れた同区本荘1丁目の同大病院の立体駐車場で発見されたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警捜査本部によると、白地に柄の入った布製のリュックで、中には現金入りの財布やノートパソコンなどが入っていた。比較的きれいな状態で、見舞客とみられる女性が見つけ、病院が「落とし物」として保管。事件との関連を疑った病院が9日、県警に連絡した。携帯電話は依然見つかっていないという。

 楢原さんは7日午前8時半ごろ、白川沿いの道路から1メートルほど低くなったマンション敷地内で、あおむけに倒れた状態で発見された。死因は窒息死。捜査本部は、楢原さんが知人と会い、最後に目撃された6日午後5時ごろから同日深夜までの間に、何者かに首を絞められて殺害されたとみて、防犯カメラの画像解析や聞き込みなどの捜査を進めている。