東京メトロ 24時間券を活用した利用促進策2題

ぐるっとパスイメージ 画像提供:東京メトロ

東京メトロは、自社路線が最初の乗車から丸1日乗り降り自由となる、「東京メトロ24時間券」を活用した2件の利用促進作戦を展開している。新型コロナウィルス感染症で利用客数は前年を下回っており、出かけるきっかけを作ることで挽回を狙う。

「2020年度メトロ&ぐるっとパス」は24時間券2枚と美術館・博物館共通入館券「東京・ミュージアム ぐるっとパス2020」をセット。東京の美術館・博物館等共通入館券2020実行委員会が企画・発行するぐるっとパスは、東京を中心とする約90施設の美術館・博物館などの入場券や割引券を一冊にまとめたチケット集。発売は来年1月31日までで、最初の施設利用から2カ月間有効だ(最終利用日来年3月31日)。9000セット限定で、24時間券とパスを別々に買うより割安になる。

あわせて、ぐるっとパス1セット以上または東京メトロ24時間券2枚以上をメトロの定期券売り場で購入した客に、三井不動産運営の都心商業施設11施設で使えるクーポン券「ものみゆさんくーぽん」を進呈する。1万5000部限定で配布、利用共に11月30日まで。

文:上里夏生

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