レッズ逆転勝利 秋山は今季5度目のマルチ安打で打率.226

【レッズ10-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

レッズは5回終了時点で3対5と2点をリードされていたが、6回以降に7点を奪い、10対5で逆転勝利。敵地での3連戦を2勝1敗で終え、今季のカージナルス戦10試合は4勝6敗で終了した。レッズ3番手のアーチー・ブラッドリーが2回無失点で今季2勝目(0敗)、4番手のライセル・イグレシアスが同じく2回無失点で今季7セーブ目をマーク。カージナルスは登板した投手7人が全員失点し、4番手のジョン・ガントに今季3敗目(0勝)が記録された。

レッズがタイラー・マーリー、カージナルスがカルロス・マルティネスの先発で始まった一戦は、1回裏にランヘル・ラベロのタイムリーでカージナルスが先制し、2回表にブライアン・グッドウィンが5号同点ソロ。2回裏にコルテン・ウォンのタイムリーなどでカージナルスが2点を勝ち越したが、3回表にエウヘニオ・スアレスのタイムリー二塁打などで2点を奪い、レッズが同点に追い付いた。

レッズは5回裏にマット・カーペンターとハリソン・ベイダーのタイムリーで2点を勝ち越されたものの、6回表にニック・カステヤーノスのタイムリーで1点差とし、7回表にフレディ・ギャルビスの押し出し四球などで3点を奪って逆転に成功。8回表にスアレスが13号ソロ、9回表にはアリスティデス・アキーノが1号2ランを放ち、カージナルスを突き放した。

「1番・レフト」で先発出場した秋山翔吾は、ライトへの二塁打、サードゴロ、レフトへのヒット、空振り三振、ファーストゴロ、ファーストゴロで6打数2安打。今季の打率は.226、OPSは.611となった。

7月と8月は1度ずつしかマルチ安打を記録できなかった秋山だが、日本時間9月9日以降の6試合のうち5試合でヒットを放ち、うち3試合でマルチ安打を記録。同期間中は打率.364(22打数8安打)、出塁率.462の好成績をマークしており、この調子を維持して来季に向けて良い形でシーズンを終えたいところだ。

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