バラバラだった農具パーツを合体してクワを復活

バラバラだった農具パーツを合体してクワを復活

完成写真

レシピの概要

かかった費用

0円

所用時間

30分

材料

鍬の刃部(1個)
鍬の柄(1個)
金属製の薄型メガネレンチ(1個)

工具

グラインダー
万力
パイプハンマー
プラスドライバ

作り方

STEP1

鍬の刃部(鍬平とも呼ばれるらしいです)が出てきました。状態を見てみると・・・

STEP2

サビはほとんど無く、刃先や溶接部分などの破損も無さそうなので使えそう。柄の部分は壊れて紛失したらしいのですが、このままでは使えないので・・・

STEP3

別の農具に使っていた柄部分があったのでこれを使ってみます。

STEP4

幸いにも内径など丁度よさそうだったので、先端の破損しているところをカットして、微調整して使います。

STEP5

差し込んでみると、ちょっとゆるいけど、グラつきは少ないです。ここにクサビが入るので、そのための遊びでもあると考えます。

STEP6

刃と柄を固定するため、刃の根元に4mmの穴を開けます。

STEP7

そこにトラスタッピングを入れて固定します。グラツキは少なくなりました。

STEP8

先端はちょっと出るくらいにしておいて、防腐剤を塗っておきました。

STEP9

ビスで仮留め固定してもすぐ壊れてしまうので、クサビを打ちたいのですが・・・手元にクサビに使えそうな硬い材が無かったところでこれを発見!→

STEP10

自転車の整備とかに使うメガネレンチの薄いやつです。これに目を付けました。グラインダーで切断してこのようにします。

STEP11

切断した長い方を万力で挟んでググッ!と曲げていきます。トンカチもつかって直角以上になるように曲げました。

STEP12

こんなかんじです。反対側にビス穴も開けておきました。

STEP13

それを刃と柄の接合部分のスキマに突っ込んで、トンカチで打ち込みました。ちょうどピッタリの厚さでした。この厚さが重要です。

STEP14

打ち込んだレンチの曲り角が柄の入り口ギリギリにくるように掛かっています。(通常のクサビの入れ方とは違いますが空いているほうに入れました)柄の先端はもう少し切り直しました。

STEP15

反対側にレンチが出てきました。これくらい出てくれば十分です。

STEP16

これを固定すれば、抜けないクサビが設置できました。(クサビような角度はありませんが似たような役割を果たしています)

STEP17

バラバラだった農具を合体して、鍬を復活させることができました!さっそく整地するのに活躍しています!

レシピのコツ・ポイント

クサビを入れないとすぐに緩んでくるので、丁度良い堅さの木材でクサビを作って入れるか、今回のように金属片を入れるといいと思います。

やってみた感想

すぐに鍬を使いたかったので柄の塗装はしませんでしたが、後でニスなどで塗りたいと思います。

レシピを書いた人

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