DIYで作業小屋を作ってみた【柱編】

DIYで作業小屋を作ってみた【柱編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

50000円

所用時間

1日

材料

ヒノキ材75×75×4000mm(16本)
2×4材、防腐剤入り12F(15本)
シンプソン金具L字型(32本)
コーススレッド75mm(1箱)
コーススレッド90mm(1箱)
仮留め用の端材(8本)

工具

スライド丸ノコ
インパクトドライバー
ディスクグラインダー
水平器
脚立
クランプ

作り方

STEP1

材料の候補として、赤松や杉材もありましたが、ヒノキの防虫効果や耐久性に興味があって使ってみたかったので、(90mmまでの太さと重さはいらないだろうし切断も大変なので)75mm角のヒノキを選びました。

STEP2

所々で表面にバリがあるのですが、カンナで薄く削り取ってツルツルにするほどの精巧なカンナと腕を持ち合わせてなかったので・・・妥協してグラインダーで面取りと表面処理をしました。

STEP3

柱は2人以上で立てる際も、一旦垂直に固定する必要があるので、仮留める用の細い木材を柱の本数×2本分用意しておいて、柱を仮留めしながら立てていきます。

STEP4

継ぎ手などは加工が難しく時間もかかるので使わず、どこのホームセンターでも売っているようなシンプソン金具等を使って一番シンプルな接続方法にしました。

STEP5

4本の柱が立ったら、ロフト部分になる予定の横の柱をコーススレッドで留めていきます。この時、柱にクランプをつけてそこに乗せるかんじにすると施工しやすいです。

STEP6

横の2本ができたら、前後の2本も付けるのですが、この2本が端と端で交差するので・・・

STEP7

どちらを上にしたら使いやすいかをイメージ決めてから留めていきます。前後のほうを低くなるようにしました。(どうしても同じ高さにしたい場合は金具で連結するか、継ぎ手にする必要があります)

STEP8

次に、入り口の大きさをどうするか決めて、その大きさになるように手前側の柱を追加で3本設置しました。(後ろ、横もそれぞれ追加しました。)

STEP9

その柱を軸にして、ロフト部分の梁を防腐剤入り2×4材で留めていきます。

STEP10

それが終わったらさらにその上の軒桁(のきげた)になる部分を設置していきます。梁ができるとそこに乗って作業できるので屋根部分の作業がしやすくなります。2×4材はお手軽な材料ですが、コーススレッドで複数留めておけば人が乗っても十分なくらいの強度が出ます。

STEP11

屋根に勾配が付くように後ろ側の柱をカットしてから軒桁を留め、中央の柱はそれに合わせて現物合わせでカットして設置したほうが間違いないです。

STEP12

今度は横方向の垂木を留めていきます。メインの屋根は片流れにするので、骨組みも構造が複雑にならなくて済みます。

STEP13

いろいろな高さで作業するので脚立は何種類かあったほうが便利です。今回は高さの違う脚立を主に4種類使っています。

STEP14

手前側に設置した柱に合わせて軒桁も追加していきました。(壁を貼りやすくするため、後から側面にもう2本づつ柱を追加しました)

STEP15

入り口の柱だけ、下を切断して間口を大きくとれるようにしました。これで一旦柱が完成!だんだん小屋のカタチが見えてきました。

レシピのコツ・ポイント

柱を仮留めする時は、常に水平器やメジャーで測りながらとめたほうが誤差が少なくて済みます。軒桁も同様です。一般的な板材の幅を考え、柱の間隔を約90cm以内にしたほうが壁が貼りやすくなります。

やってみた感想

ビス留めの順序を間違えると「あ、これを先に留めたらこっちが合わなくなくなる!」となったりするので、仮合わせして常に全体をよく考えながらビスを打った方がいいなと思いました。

レシピを書いた人

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