DIYで作業小屋を作ってみた【壁編(裏側スキマ無し仕様)】

DIYで作業小屋を作ってみた【壁編(裏側スキマ無し仕様)】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

4000円

所用時間

半日

材料

合板(910×1820mm)(4枚)

工具

丸ノコ
ディスクグラインダー
インパクトドライバー

作り方

STEP1

小屋の側面は壁を貼るのが簡単でしたが、裏側は屋根の軒桁が突き出る構造なので、その部分を逃がす必要があります。

STEP2

軒桁の位置を測ってジグソーで切り抜きます。

STEP3

それを柱と軒桁の交差するところに合わせてみると・・・

STEP4

ピッタリはまりました!これでOK・・・と思いきや、問題が・・・

STEP5

気密性の高い小屋にしたいのに、軒桁と屋根の板の間に約4cmの隙間が開いてしまい、そのまま壁を付けてしまうと虫や蜂や小鳥やネズミも入れてしまいます。(白い半透明の部分が壁を貼る所)

STEP6

それでは困るので、壁を貼る前に対策します。(後からだと埋めるのが困難なので)2×4材の厚さ分の隙間が開いているので、その厚さにテーブルソーのガイドを調整し、木材を切り出しました。

STEP7

これで隙間がピッタリ埋まりました。でもまだ固定できていません。さて、どうやって固定しようか、と考え・・・

STEP8

木材に接着材を塗布して隙間に入れ込み、一旦クランプで固定します。

STEP9

そこに下からロングドリルビスで穴を開けて、ボアビットで2段階に穴あけします。そこに120mmの長めのコーススレッドを使って留めました。

STEP10

ボアビットの穴は後で穴埋めするので、少し深めにビスの頭を打ち込みました。

STEP11

軒桁と屋根板との隙間が無くなりました。6本あるのですべて同じようにして埋めていきます。思わぬところで時間を食いましたが必要な作業なのでなるべく正確に。

STEP12

ここに先ほどの切り抜いた壁をはめて、コーススレッドで留めていきます。

STEP13

内側から見るとこんなかんじにできてきます。(屋根のスキマは上に波板を貼ってるので雨漏りしませんが、見た目が気になるので後で張り板して塞ぎます)

STEP14

順番に板を留めていきますが、その都度軒桁の突き出る位置が違うので、現物合わせで切っていきます。

STEP15

切った板がピタッとはまると気持ち良いです。端から順番に4枚貼っていきます。

STEP16

裏側の壁も貼り終えました!3面の壁が埋まったので、やっと箱感が出てきました。

STEP17

内側から見るとやっぱり天井の中央と、側面の垂木の隙間からの光りは気になるので、なんとかします。

STEP18

細かい処理は後回しにして、今度は正面に新たな木材が突き出てきました。ちょっと面白いことを思いついたので、カタチにしてみたいと思います。

レシピのコツ・ポイント

壁材の切り抜き穴が大きいと直しようがないので、少し小さめに切って、実際に合わせながら少しづつ広げていくとピッタリ率が高くなります。

やってみた感想

この小屋の目的の一つである「温度・湿度管理」を実現するための「気密性」を軸にして作っているので、後回しにすると大変になってしまう作業がないか、よく考えて進めるようにしました。

レシピを書いた人

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