DIYで作業小屋を作ってみた【土台編】

DIYで作業小屋を作ってみた【土台編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

8000円

所用時間

1日

材料

2×4材防腐剤入り12F(4本)
建設用ボルトステー(16本)
ナット&ワッシャー(16セット)
コンクリ(砂利、セメント等)(適量)

工具

インパクトドライバ
垂直ドリルガイド
電動丸ノコ
ドリルドライバー
ホールソービット

作り方

STEP1

2×4材で土台を設置したいのですが、その前にブロックの穴の3分の1くらいの深さまでコンクリを入れて固めておきます。

STEP2

使いたいイメージに合う市販のアンカーボルトがなかったので、ボルトとステーが合体したような金具(名前わかりませんが)を用意しました。

STEP3

これの先端を曲げていきたいのですが、万力で思いっきり曲げてみると・・・写真のように曲げた根元が折れてしまいました。これでは使えないので失敗です。

STEP4

改めてもう1本をヒートガンで温めながら3段階に分けて曲げてみると、フック状にうまく曲がりました。先ほどの失敗作は、完成品を生むために必要な実験結果となったので失敗ではなくなりました。

STEP5

この調子で同じものを16本ほど黙々と作っていきます。数本だけ全長が短くなるようにしました。これをアンカーボルト代わりに使っていきます。

STEP6

土台となるツーバイ材に穴を開けていきます。ブロックを並べた1辺を4等分した間隔で、なおかつブロックの穴にちょうどくるように最初は2mmの小さい穴を開けます。垂直ドリルガイドとインパクトドライバを使ってなるべく垂直に穴あけしました。

STEP7

その穴を基点に今度は30mmのホールソー+ドリルドライバーで大きめの穴を開けていきます。この後入れるボルトとナットの厚さを考え、深さが約17mmになるようにあけました。

STEP8

大きめの穴が空いたら続いて9mmボアビットで中くらいの貫通穴をあけていきます。この時も垂直ドリルガイドを使うと便利です。

STEP9

2段階の穴が綺麗に空きました。

STEP10

ここに先ほどのボルトを下から通し、ナットで締めると、ナットの頭が木材から出ずにスマートに固定することができます。(増し締め時にナットを回しやすくするため少し大きめに穴を開けています。)

STEP11

ボルトがブロックの穴に入って、フックの向きを間違わないようにボルト先端に印をつけて最終的な位置合わせをします。

STEP12

この穴&ボルトを1辺あたり4個作り、合計16個の穴&ボルトのセットができました。雪がパラパラ降り始めてきてしまったので作業を急ぎます!

STEP13

土台の木材を設置する際にボルトが回ってしまったりしないように、グルーガンで仮固定します。グルーは後で外すので外しやすい程度に接着しました。

STEP14

4本のボルトがちょうどブロックの4つの穴に収まるように入れつつ・・・

STEP15

同時にブロックの穴すべてにコンクリを流し込んでいきます。これが固まればフック付きのボルトはもう抜けなくなります。

STEP16

これで柱を立てる前の土台が完成しました!数日以上は乾燥させる必要があります。次は写真中央に用意した柱を立てていきます。

レシピのコツ・ポイント

アンカーボルトの長さと穴に入る長さのオフセットををよく確認しておかないと、ブロックの穴に入れた時に突き上げてしまうので、特にそこに注意して進めました。

やってみた感想

比較的軽い部類の小屋を建てるので土台の固定も素人施工で済んでいます。二階建や人が住むことを想定する場合はそうはいかないと思うので、作業小屋作りはその点でも気軽にDIYを楽しめる最高の題材かもしれません。

レシピを書いた人

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