SUZUKID 半自動溶接機「Buddy」でバイク(トライク)のパーツ作り&補強溶接をやってみた

SUZUKID 半自動溶接機「Buddy」でバイク(トライク)のパーツ作り&補強溶接をやってみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

5000円

所用時間

3時間

材料

エンジンガード(大型車用)(1)
サドルバンド(2個)
ステンレスパイプ15mm径(1本)
バルカン型フォグランプ(1セット)

工具

SUZUKID・100Vノンガス半自動溶接機『Buddy』
SUZUKID・高機能液晶式自動遮光溶接面『JM-200FF JIDOUMEN-FF』
インパクトドライバー
ディスクグラインダー

作り方

STEP1

家で保有している遊び道具にトライクという3輪のバイクがあるのですが、フロントまわりがスッキリしすぎてちょっと寂しげで物足りない・・・

STEP2

そこで、大型バイク用のエンジンガードを取り寄せ、加工して取り付けることにしました。

STEP3

当然形は合わないので干渉する部分や不要な部分を切り取ります。

STEP4

車体に合うように角度を考えてエンジンガードのパイプを組み合わせます。切り取ったパイプをなるべくスマートに取り付けしたいところです。

STEP5

接続しやすくするためパイプの先端を万力で潰し、穴を開けます。

STEP6

市販のステーのようなかんじになって取り付けしやすくなりました。

STEP7

ここで溶接機が登場。ボルトで留める部分と溶接する部分がバランス良くなるように溶接していきます。車体に直接溶接となると配線類を外さなくてはならないのでパーツごとに溶接します。

STEP8

半自動溶接機Buddyはパワフルで扱いやすく、少し質の違う金属でも問題無く溶接できました。これで万が一ボルトが外れてもステーが落下しなくなります。

STEP9

左右のエンジンガードの間にステンレスパイプを挟んで固定しました。幅を調整できるように、ここはボルトで留めています。

STEP10

トライクは基本転ばないのでエンジンガードというより飾り的な要素が強いですが、前輪の足回りをガードするかたちでエンジンガードが装着できました。

STEP11

これだけだとまだ寂しいのでバルカン型フォグランプを取り寄せ、メッキカバーと合わせて取り付けしました。

STEP12

(フォグの取り付け工程は省略しますが)夜間の走行でも存在感のアピールできるフロントまわりになりました。

STEP13

さらに、元々付いていたエキパイ&マフラーを取り外し、

STEP14

一体型のサイレンサーの根元を切断。パイプがサイレンサーに突っ込まれた状態で溶接されているようので、サイレンサーの途中から切断しました。

STEP15

それでも長さが足りないので、追加のパイプを用意して溶接。

STEP16

これで新しく取り寄せたステンレス砲弾マフラーが装着できる長さになりました。

STEP17

エキパイはそのまま使えそうなのでそのまま戻します。

STEP18

サイレンサーのステーは同じものが使えないので新たに作り、(デジカメのデータ紛失してしまい装着後の写真になりますが)部分的に溶接補強しておきました。

STEP19

半自動溶接機Buddyのおかげで色々なパーツを作ったり、補強したり、カスタムの幅が大きく広がりました。

レシピのコツ・ポイント

パーツを溶接するには(配線類を外さない場合)車体からパーツを外して溶接する必要があるので位置決めが重要になってきます。ズレた角度で溶接すると修正が困難なので、スポット溶接して一旦仮組みして確認したほうが失敗しにくいです。

やってみた感想

今まではボルトでなんとか留めていたり諦めていた箇所も溶接で対応できるようになったので、これからもっとパーツ作りが楽しめそうです。

レシピを書いた人

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