ウイルス対策用にUV殺菌ライト照射器を作ってみた

ウイルス対策用にUV殺菌ライト照射器を作ってみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

3000円

所用時間

1時間

材料

UVライト(1)
サドルバンド(2種類)
木材(少量)
バネ(1個)
アルミテープ(1mくらい)

工具

テーブルソー
ディスクグラインダー
インパクトドライバー

作り方

STEP1

色々と調べたところ、波長が280nm以下の低波長のUV光を浴びせると細菌やウイルスのDNAが破壊されて殺菌し無害化できるようなので、253.7nmの強いバンドのUVライト(2000円弱)を購入しました。

STEP2

5W~13Wなどいろいろあるので今回は7W(波長253.7nm)にしてみました。このまま使うと自分も光を見たり浴びたりしてしまうので、そうならないようにするための材料を用意します。

STEP3

木材と、サドルバンドを組み合わせて箱型の入れ物を作りたいと思います。1枚の板に4隅に枠をビスで付けるだけなので難しいことは特にありません。ニスを塗ってから組み立てました。

STEP4

箱ができたら内側にワッシャーとビスを使ってバネを1つ取り付けました。

STEP5

このバネの先端がサドルバンドの中央の位置くらいに隠れるように設置します。

STEP6

そこにライト本体を挿し込んで、反対側には片サドルバンドを取り付けます。(少し動かせるような強さでビスを締めます)

STEP7

そうすることで、外したい時に片サドルバンドを少しづらしてライトをバネ側に押せばバネが縮んでスッと取り外せます。

STEP8

点灯確認もOK。いつでも取り外し可能な固定板ができました。(取り外せれば、靴や長靴に直接ライトを突っ込んで殺菌・消臭したりもできるのでこうしました)

STEP9

反対側には取っ手も付けます。取っ手はつかめれば何でもいいので余り物をつけました。

STEP10

反射率を上げるため、光が当たる箇所にアルミテープを貼り付けます。

STEP11

これで反射率が格段にアップし、UV殺菌ライトの照射器が完成です!実際には光る側を対象物に向けて使用します。

STEP12

取っ手を持ちながら光を当てたい箇所に向けるだけでUV光が照射できます。一般的には大概の菌が1分~10分程度(菌の種類や状況によって変動有り)で殺菌(不活性化)できるそうですが、自己責任にてお試しください。

STEP13

テーブルなど板状の物には、そのまま置いて数分でずらしていけば殺菌できます。これに合うようにボックスも作ろうかと思います。

レシピのコツ・ポイント

UVの波長が280nm以上だと、UVレジンは硬化できても殺菌には意味が無いらしいので280nm以下(できれば260nm以下)を選ぶと良いと思います。そのライトが本当にその波長を出しているかは、波長の計測器を持ってないので信じるしかありませんが(苦笑) ※UVライトがすべての細菌・ウイルスを除去できる保証はありません。あしからず。

やってみた感想

市販の入れ物タイプのUVライトだと小さい物が多く、価格も高くなるので、自分で作れば自分の好きな大きさにできて便利です。くれぐれもUV光を直視しないようにし、自分が浴びないように注意して有効に利用したいと思います。色合いが・・・キテレツ大百科(昔やってたアニメ)の道具っぽくなってしまったけど、これはこれでいいかなと。

レシピを書いた人

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