DIYでトイレ小屋を作ってみた<基礎編>

DIYでトイレ小屋を作ってみた<基礎編>

完成写真

レシピの概要

かかった費用

50000円

所用時間

3日

材料

セメント(数袋)
砂利(大)(数袋)
砂利(中目)(数袋)
砂利(細目)(数袋)
砂(数袋)
レベラー(1袋)
木枠(1)
ワイヤーメッシュ()

工具

コンクリートミキサー
左官鏝
セメント用舟
コンパクター
重機
タンパー

作り方

STEP1

新たな場所にトイレの小屋から作り始めるにあたり、これを探して買ってきました。家庭用電源100V用のコンクリートミキサーです!

STEP2

このタイプの中ではちょっと大きめの容量120リットル、練上量60リットル。たまたま店頭販売で安く現品が買えたので24000円弱くらいでした。通常価格は25000円台~類似品で38000円くらいのようです。

STEP3

しかも組み立ててあったものをそのまま買ってきたので、組み立てる手間も省けて、動作チェックもしてあったので一石二鳥でした。(ネットで買うと自分で組立てなくてはならないので噛み合わせが悪かったりして大変だそうです。)

STEP4

トイレ小屋のスペースは約120cm×200cmくらい(外側)にする予定で、それよりも一回り大きくベタ基礎を作りたいので木枠を大きめに作りました。

STEP5

省略していますが、土地がかなりデコボコだったので知り合いに頼んで重機で地面を慣らし、大木の切り株を抜いてもらい、コンパクターとタンパーで固めてあります。それからセメント作業を開始しました。

STEP6

手始めに軽くコンクリを練って(薄く)敷きました。砂+砂利(大)+砂利(中)+セメントです。これは量が少ないのでセメント用舟でちゃちゃっと練って済ませました。

STEP7

その上にワイヤーメッシュとスペーサーを置きます。

STEP8

木枠の内側に油を塗っておくと後で外しやすいらしいので、余っていた古いオイルを木枠に塗っておきました。

STEP9

さて、ここでやっとコンクリートミキサーの登場です!本体の重さは40kgくらいですがタイヤが付いてるので移動も楽です。延長コードを引いてきて運転開始!

STEP10

レバーを使ってドラムを傾けて回しながら砂とセメント、水を入れます。砂を入れて重さが増すとゴウンゴウン!と音が大きくなっていきます。ご近所の家が近い場合は音に注意する必要があると思います。

STEP11

一旦、舟かネコに入れてからと思ったんですが、本体を枠ギリギリまで寄せてドラムを傾けたら、枠内に流し込めました。短いシュート(雨樋みたいなやつ)を取り付けたらもう少し離れた場所にも流せそうです。あっというまにコンクリができて、しかも均等に混ざるので非常に楽です!

STEP12

今まで小さい鏝(コテ)でなんとかやってましたが、もう少し大きくて使い勝手の良いのが欲しくなり330mmの左官鏝「マンボ鏝」を購入。こういう道具には面白い名前のものがありますね。

STEP13

大きすぎず、小さすぎず、軽くて使いやすい鏝です。(たしか3000円くらいだったかな)写真だとコンクリの水分少なめに見えますが、鏝で叩くと水分が上がってくるので丁度良い加減でした。

STEP14

水平を測りながらそれなりに水平を保ちながら慣していきました。

STEP15

これで2回目のコンクリ施工完了。2回目は砂+砂利(中目)+セメントで、大粒の砂利は使っていません。

STEP16

続いて3回目のコンクリを、砂+砂利(細目)+セメントで施工します。

STEP17

表面がなめらかになり、もうこれで十分だったんですが・・・

STEP18

ついでにレベラー材を使って4回目の施工。(乾いていないので見た目は悪いですが)さらに水平がとれてなめらかな表面になりました。

STEP19

乾き始めたところで、雨が降ってきそうだったので、急いで上に乗せる木材を作り、

STEP20

板を乗せてブルーシートをかけて雨をしのぎました。乾いてしまえば雨も大丈夫なのでそれまでの辛抱です。続いて基礎の上に乗せる土台を作っていきたいと思います。

レシピのコツ・ポイント

コンクリ施工でミキサー車を呼ぶまででもないような場所には、この小型コンクリートミキサーがとても重宝します。(これより容量が小さいと逆に使いにくいかも)材料を入れすぎると均等に混ざらなくなったり、負荷が大きくなるので規定の練上量よりも少なく入れた方が良いです。

やってみた感想

基礎と土台を連結するアンカーは後から入れる方法にしたので、表面をならすだけで比較的楽でした。この暑い中セメントを人力で何度も舟で練るのは本当に疲れるので・・・DIYのコンクリ作業には強い味方となりました。コンクリートミキサー、(今回は試運転程度)これからもっと活躍してもらいます!

レシピを書いた人

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