ヤンキース ジャッジ&スタントンが今週中に戦列復帰へ

ヤンキースは今週中にアーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの2人が戦列復帰できると考えているようだ。アーロン・ブーン監督が日本時間9月15日にMLBネットワーク・ラジオで明らかにした。スタントンは左ハムストリングを痛めて日本時間8月10日に故障者リスト入り。右ふくらはぎを痛めたジャッジは日本時間8月26日に復帰したものの、復帰初戦で故障を再発させ、再び故障者リストに登録されていた。

ブーンは「彼らが今週中に復帰できると考えている。適度に休息を与えながらプレーさせることになるだろう。できれば今週中に復帰して試運転をしてもらい、レギュラーシーズンの最終週には3日連続とか4日連続でプレーしてもらいたい」と起用法について言及。故障のリスクを考慮し、無理のないペースで起用していくことになりそうだ。

ブーンによると、両者の復帰後もクリント・フレイジャーを正左翼手として起用していく方針だという。今季ここまで28試合に出場して打率.280、5本塁打、19打点、OPS.904をマークしているフレイジャーについて、「彼は我々のチームの重要な一員だ。彼がシーズンの残り試合、そして10月の試合でも活躍してくれることを期待している」とブーンは語る。よって、ブレット・ガードナーとマイク・トークマンは控えに回る機会が増える見込みだ。

また、日本時間9月16日のブルージェイズ戦からジオ・ウルシェラとジョナサン・ロアイシガの2人が戦列に復帰する予定となっている。ブーンは「ジャンカルロとジャッジの復帰のことばかりが話題になるけど、ジオが我々のチームにとって重要な存在であることを忘れてはいけない。彼が戻ってくるのは嬉しいし、ロアイシガもブルペンの大切なメンバーだ」と両者の復帰についてコメントした。

0.5ゲーム差で地区2位のブルージェイズを追っているヤンキース。明日から本拠地ヤンキー・スタジアムでブルージェイズとの直接対決3連戦がスタートする。

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