年収750万円のコンサル男性「奨学金は合計560万円。借りるなら余裕でペイバックできる企業に就職するべき」

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奨学金返済に頭を抱える人は多い

楽しかった学生生活を終え、いよいよ晴れて新社会人。そんな時期に始まるのが、奨学金の返済だ。岡山県の20代男性(サービス系)は「新卒で余裕がない中、奨学金のために費用を捻出する必要がある」と話し、「生活に制約がかかります」と不満を漏らす。

男性の年収は400万円、奨学金の合計は244万円で月々1万3600円ずつ返済している。年間だと16万円、年収の5~10%にも当たる。(文:鹿賀大資)

「皆が一律に奨学金を借りて、自分の力で大学に通えばいい」

男性は地方暮らしだが、車の購入を躊躇しているという。

「奨学金という制度は、学費を誰が負担すべきか、という本質的な問いを否応なく若者に問いかけます。実家が裕福な友人は奨学金を借りずに大学を卒業していますが、奨学金を借りた私からすればこれは『親のすねかじり』と言わざるを得ません。また奨学金を借りたものの、親が返しているという人もいるそうですが、これも同様です」

また、男性は奨学金を借りずに高等教育を受けるのが「普通なのかもしれない」と続ける。

「でも個人的には、皆が一律に奨学金を借りて、自分の力で大学に通えばいいと思っています。親のすねをかじる周りとの格差に、明らかな不公平感があります。『自分は借金してまで大学に通ったのか』と思うと……」

月々の返済が、地道に響いてくることがあるという。男性は「深く悩んでしまいます」と綴っている。

20代男性「借りた奨学金は1200万円、月平均5万6000円の返済」

メーカー系企業で契約社員をする、埼玉県の40代女性は年収350万円。奨学金の合計は330万円で、月々約2万円ずつ返済している。出産育児期のことを思い返す。

「あの頃は収入も貯蓄も底をついた時期でした。夫の収入から出す訳にもいかず、かといって返済猶予もできず。結局のところ月に数回アルバイトをしてつなぎました。女性は奨学金を借りたらダメだと思いました」

都内の30代男性も「転職前は収入が低く返済が滞ったこともあった」という。現在は、専門コンサル系の会社に勤務し、年収750万円。奨学金の合計は560万円、毎月の返済額は2万3000円だ。

「奨学金を借りてまで大学に行くなら、余裕でペイバックできる給与がもらえる企業に就職すべきだと思う。要はやりたい仕事で選ぶのではなく、トレードオフの関係」

と持論を述べた。一方、中には

「借りた奨学金は1200万円、月平均5万6000円の返済。もちろん負担は大きいが、給与に対しては楽な方で、海外旅行に行ったりする余裕もある。来年には結婚式を控えているが、資金面も問題なく何とか進められているので特に不満はない」(20代男性/滋賀県/メーカー系/年収600万円)

といった声も寄せられていた。

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