昭和大学、2021年度から入試選択科目に国語を追加

昭和大学は2021年度の入学試験から選択科目に国語を追加するとともに、紙での出願を廃止してインターネット出願に切り替える。「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢」という学力の3要素を多面的かつ総合的に評価するのが狙い。

昭和大学によると、国語を選択科目として追加するのは、学校推薦型選抜入試、一般選抜入試(Ⅰ期・Ⅱ期)、大学入学共通テスト利用入試(A方式・B方式)など。これにより、多くの学部・入試区分で受験生は従来の数学必須から数学と国語のいずれかを選択できるようになる。

保健医療学部の大学入学共通テスト利用入試は理科を含めた3教科からの2教科選択、医学部と歯学部の大学入学共通テスト利用入試(A方式・B方式)は国語必須となる。

現代社会は国際化や情報技術の発達、価値観の多様化が急速に進み、人々の生活環境が急激に変化している。昭和大学は1人ひとりが物事を的確に判断するための分析力や論理的思考力、創造力を身に着けると同時に、豊かな感性や情緒を備え、幅広い知識や教養を持つことが重要になっているとして、入試科目を再検討した。

参考:

【昭和大学】入試のポイント・変更点

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