ムーミンバレーパークの入園がセットの企画チケット発売 乗換案内アプリから購入

埼玉県飯能市でテーマパーク事業を手掛ける「ムーミン物語」社と、西武バス、国際興業、イーグルバス、ジョルダンは、モバイルチケット「Meets! HANNO Pass」を発売した。このチケット提供に協力する飯能市が14日発表した。

2016年から飯能市は、「Meets!×Hanno」をテーマにシティプロモーションを実施している。今回の「Meets! HANNO Pass」も、来訪者に飯能市を満喫して欲しいという想いが込められている。

「Meets! HANNO Pass」は、ムーミン物語が企画運営するムーミンバレーパークの入園チケット、飯能駅・東飯能駅からムーミンバレーパークへのシャトルバス往復乗車券、飯能市内のお店で優待が受けられるクーポン券の3つで構成されている。モバイルチケットのため、スマートフォン1つあれば、キャッシュレスで時間や場所にとらわれることなく、チケットを購入することができる。

今回のチケットは、9月14日から2021年1月11日まで販売する予定。6歳以上小学生以下なら1,480円、中学生以上は2,600円となっている。チケットはジョルダンの「乗換案内」アプリと、多言語対応版の「Japan Transit Planner」で購入できる。また、発表段階では、飯能市内の18店舗が「Meets! HANNO Pass」に参加している。

「Meets! HANNO Pass」を使えば、ムーミンバレーパーク入園時の待機時間やチケットブースでの行列を避けられる。そのため、新型コロナウイルス感染対策を見据え、接触機会を最小限に抑える効果も期待できる。

なお今回のチケットのシステムには、ジョルダンが日本での総代理店契約をしているMasabi社のモバイルチケッティングサービス「Justride」(ジャストライド)を採用している。

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