コロナの「スーパースプレッダー」 を捜査

ドイツのスキー場でコロナ患者が急増

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ドイツ南部バイエルン州のガルミッシュ=パルテンキルヘンでは、新型コロナウイルスの感染者が現在急増している。州検察は、この感染源となったとされる26歳の米国人女性を過失傷害の疑いで捜査していることを明らかにした。

この女性は、スキーリゾート地としても有名なガルミッシュ=パルテンキルヘンにある米軍の休暇用ホテルに勤務。同ホテルは、従業員にコロナ陽性反応が出ていたことから2週間閉鎖されていた。彼女自身も陽性反応が出ていたため、本来であれば自宅隔離期間中であったが、数件のバーを飲み歩くなどして多くの人と接触した。

その後、感染が一気に拡大し、ガルミッシュ=パルテンキルヘンの1週間当たりの新規感染者数が50人以上に急増。検察当局は、この女性を多数の人に新型コロナウイルスを感染させた「スーパースプレッダー」として、捜査に乗り出した。バイエルン州では、検疫措置に違反すると2000ユーロの罰金が科される可能性もある。

バイエルン州のゼーダー首相(キリスト教社会同盟・CSU)もこの事態を受けて会見を開き、感染症対策の制限措置を強化するとともに注意を呼び掛けた。