商圏広げ地域振興へ

金山・産学官連携の落花生産地化事業に新商品

©株式会社山形新聞社

新たに販売を始めた「ビーナッツ揚げ塩」(右)とパッケージを一新した「素焼き」=金山町・マルコの蔵

 金山町が産学官連携により一大産地化を目指す落花生の新商品お披露目会が15日、同町のマルコの蔵で開かれ、第2弾「ビーナッツ揚げ塩」がお目見えした。第1弾の「素焼き」は町内限定での販売だったが、商圏を都内にも拡大し、さらなる地域振興につなげようともくろんでいる。

 町は豆菓子メーカーのでん六(山形市、鈴木隆一社長)、山形大東北創生研究所(村松真所長)と協定を結び、2018年度から6年計画で事業を始めた。生産者らが町新産地開発協議会(青柳栄一会長)を組織し落花生を栽培、でん六が買い取り商品化している。

 金山産落花生は皮の渋味が少なく食べやすいのが特徴。新商品は素揚げした豆を塩で味付けし、素材の味を引き出すため薄味に仕上げた。パッケージにもこだわり、落花生のイラストに金山杉や金山三山などを描いたものをシンボルロゴに採用。「素焼き」と包装を統一して売り出す。

 お披露目会には関係者約20人が参加した。青柳会長が「これからも落花生で町を元気にしたい」とあいさつ。鈴木社長が商品を紹介し「町外でも販売できるようにしビーナッツのブランド力を伸ばしたい」と話した。試食した関係者からは「食べやすい」「豆の味がしっかりしている」との声が上がった。

 「ビーナッツ揚げ塩」は1袋60グラム入り400円(税別)。マルコの蔵やホテルシェーネスハイム金山のほか、東京都新宿区の「こだわり商店」で購入できる。今後はでん六のオンラインショップや県内の小売店でも購入できるよう調整している。