「東洋一のアーチ橋」熊本地震から復旧 熊本県山都、美里両町の内大臣橋

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改良工事を終えた内大臣橋=山都町

 熊本県山都、美里両町の境にあり緑川に架かる内大臣橋の改良工事の終了を受け14日、現地で落成式があり、参加した関係者約30人が工事の終了を祝った。

 同橋は熊本地震で、橋を支えるボルトの一部が破断。2017年と20年の2回に分け、地震被害の補修や、劣化した本体の塗り替えを実施した。橋は薄い藤色から白に“衣替え”した。

 同橋は美里町と宮崎県椎葉村を結ぶ内大臣林道の一部で、1963年に完成。長さ約200メートル、緑川の水面からの高さは88メートル。完成当時は「東洋一のアーチ橋」と言われ、国有林からの木材搬出や地域住民の生活道として利用されてきた。

 熊本森林管理署によると、完成当時の橋は白色。70年に赤色に塗り替えられ、99年以降は薄い藤色だった。(九重陽平)