新型スイングアームを導入したビニャーレスがトップ、中上は2020年型ホンダRC213Vにも搭乗/MotoGPミサノ公式テスト

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 イタリアのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行われた。テストは午前9時から午後1時までのセッション1、昼休みをはさんで、午後2時から午後6時までセッション2の2セッションで行われ、両セッション共、ドライコンディションで行われた。

 トップタイムを記録したのはマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)。ビニャーレスはセッション1で7番手、セッション2でサンマリノGPの予選Q2で自身が記録した1分31秒411に迫る1分31秒532のトップタイムを記録。新型スイングアームとエキゾーストを試すテストプログラムに取り組み、転倒にも見舞われたが、総合トップタイムでテストを終えた。

2020年MotoGPミサノ公式テスト:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

 総合2番手に1分31秒803で中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)。中上はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)の代役として参戦を続けるステファン・ブラドルが駆る2020年型RC213Vでもテストを行い、トータル76周を回った。

 総合3番手に1分31秒899でヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)が続いたが、ザルコは転倒を喫した。セッション1をトップタイムで終えたポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)はセッション2は6番手に終わり、セッション1で記録した1分32秒054で総合4番手に。ポル・エスパルガロは新型シャシーもテスト。

MotoGPミサノ公式テスト:ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

 総合5番手に1分32秒114でアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)、総合6番手に1分32秒162でジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)とスズキ勢が続き、サンマリノGPで2位に入賞したフランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)はセッション1のみ走行、1分32秒207で総合7番手だった。1分32秒290で総合8番手のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)もセッション1のみの走行。

 サンマリノGPを転倒リタイアに終わったファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は最多となるトータル107周を回り、1分32秒336で総合9番手。総合10番手に1分32秒453でブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が続いた。ビンダーはセッション1でテクニカルトラブルに見舞われた。

 アレックス・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が1分32秒480で総合11番手、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)は1分32秒510で総合12番手、ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)は1分32秒529で総合13番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)は1分32秒535で総合14番手、ブラッドリー・スミス(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)は1分32秒590で総合15番手。

2020年MotoGPミサノ公式テスト:バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2020年MotoGPミサノ公式テスト:バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

 ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム)は1分32秒679で総合16番手。バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は新型スイングアームと新型エキゾーストシステムをテスト。1分32秒946で総合17番手となった。ティト・ラバット(エスポンソラーマ・レーシング)は1分33秒306で総合18番手。

2020年MotoGPミサノ公式テスト:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)

 サンマリノGPでMotoGPクラス初優勝を飾ったフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)は胃の調子を崩し、走行しなかった。ブラドルとイケル・レクオーナ(レッドブルKTMテック3)、サンマリノGPを欠場したカル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)はテストに不参加だった。

2020年MotoGPミサノ公式テスト:ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)
2020年MotoGPミサノ公式テスト:アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGPミサノ公式テスト:ヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)
2020年MotoGPミサノ公式テスト:ポル・エスパルガロ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)