つがる市・父親殺害 逮捕の少年「殺意あった」/動機の供述は曖昧

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 青森県つがる市の住宅敷地内で14日午後、住人の農業男性(49)が首から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された高校生の息子(16)が犯行動機について曖昧な供述をしていることが15日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕容疑については認め、「殺意はあった」という趣旨の話をしていることも新たに分かった。

 県警によると、父親の遺体を15日に司法解剖した結果、死因は首の動脈を損傷したことによる失血死と判明した。首の前側に数カ所、切り傷や刺し傷があり、両手の甲や指に、もみ合った際にできたとみられる傷があったという。つがる署は同日、住宅などを現場検証した。

 事件は14日午後3時20分ごろ発生。付近住民から「包丁で刺された人がいる」と110番通報があり、駆けつけた警察官が父親を発見した。

 父親は自宅前の屋外に倒れており、青森市内の病院に搬送されたが、午後6時、死亡が確認された。

 警察官が捜したところ少年は自宅内におり、凶器とみられる包丁も自宅から見つかった。つがる署は16日、容疑を殺人に切り替え、少年の身柄を青森地検弘前支部に送検する方針。