ボイト17号&18号などでヤンキース大勝 山口7失点の大乱調

【ブルージェイズ6-20ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースはルーク・ボイトが本塁打王レースのトップに立つ17号3ラン&18号ソロを放つなど打線が爆発。ブルージェイズ投手陣に16安打20得点の猛攻を浴びせ、20対6で大勝した。ヤンキース先発のデイビー・ガルシアが7回6安打3失点で今季2勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズ先発のタイワン・ウォーカーは2回途中7失点(自責点1)で今季3敗目(3勝)を喫した。

2回表にブラディミール・ゲレーロJr.の7号ソロで先制されたヤンキースは、直後の2回裏に反撃を開始。エラー絡みで一死一・三塁のチャンスを作ると、ブレット・ガードナーのタイムリーで同点とし、さらにタイラー・ウェイドとDJ・レメイヒューのタイムリー、ボイトの17号3ラン、アーロン・ヒックスの5号ソロが飛び出して一挙7得点のビッグイニングとなった。

3回裏はブルージェイズ2番手の山口俊が大乱調。四球、ボーク、四球、四球で無死満塁のピンチを招くと、二者連続押し出し死球で2失点。ここでレメイヒューに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、一挙5点を失った。

ブルージェイズは4回表にルルデス・グリエルJr.の8号2ランで2点を返したが、4回裏に山口が無死一・二塁のピンチを招いたところで降板。3番手のアンソニー・ケイがゲーリー・サンチェスに8号3ランを浴び、その後もヤンキース打線の勢いを止められなかった。

ヤンキースは地区2位争いのライバルに大勝し、6連勝で地区2位に浮上。山口は1回1/3を投げて被安打2、奪三振2、与四球4、与死球2、失点7という大乱調で試合をぶち壊してしまい、今季の防御率は一気に悪化して6.65となった。

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